四国山岳紀行 No522-130330 快天山 (かいてんやま) 83m △無
                        香川県丸亀市綾歌町住吉 地図 滝ノ宮(北西)  山岳紀行トップヘ


         石棺の有る後円形山頂                         東側に有る菜の花畑

この地方には弥生時代以降の遺跡が多く、早くから開発が進んでいた事が伺われ、そのため弥生時代の終り頃から有力者も現れるようになり、大きな墓に埋葬されるようになった。三世紀終わり頃の古墳時代になると(約1700年前)、権力を強めた有力者は前方後円墳という形の古墳を作った。


                        後円形古墳の前部丘陵

この辺りは県内でもこの時代の古墳が最も多い地域になっている。快天山古墳は四世紀中頃に作られた全長約100mの前方後円墳で、この時期のものとしては四国では最大級で、後円部中央には遺体を収める石棺が三基有って、それらの中から青銅鏡や勾玉、石製の腕輪などが発見されている。


                        石棺が埋設されている山頂

これらの貴重な遺品は大和政府に関係のあるもので、古墳の大きさから考えると、当時のこの地域が大和の中央政府からみて、四国の中で最も重要な地域として考えられていた事を示している。             
                                      (以上、丸亀市説明板より抜粋略記)


                        南東に堤山が見えている

後円山頂部周辺は樹木が生長して見晴らしが遮られているが、樹間越しに南東に堤山や高見峰が見えており、北東にはこれから向かう綾歌竜王山が前方丘陵の奥に頭を覗かせている。国道32から近く車で来れるので、興味の有る方は訪れてみては、新しい発見が有るかも知れない。


          石棺上部が見えている                       南東に東に高見峰が

この後すぐ東側に位置する三角点の有るピークを訪れてみたが、狭い藪に覆われた頂上には古いコンクリートの配水施設が有って、三角点は見つけることができなかった。道端にはこの季節の野草が乱れ咲き、長閑な風景の広がる讃岐の道を次の目的地に向かって車を進める。


                     道脇に咲くオオイヌフグリと西洋タンポポ

《コースタイム》 R32栗熊交差点(車) 3分→登山口 3分→山頂 3分→登山口
          駐車地 登山口 歩行時間 約6分
          難易度 ★
          爽快度 ★★
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