四国山岳紀行 No484-121224 御幸寺山 (みきじさん) 164.6m △4 (御幸寺山)
                         愛媛県松山市御幸町 地図 松山北部(南西)  山岳紀行トップヘ


          展望所から御幸寺山                        靖国参道から御幸寺山

松山市の護国神社の背後に形よく聳えているのがこの山である。古来より崇られてきた山だけあって、山頂には神々が祀られ、岩場には鎖が施されており往時を偲ぶ。登山口はこの山の山名でもある御幸寺からが判りやすい。御幸寺は護国神社の万葉苑西隣に位置しており、その奥から登山道が延びている。


                        御幸寺の奥に有る登山口

御幸寺は護国神社前を流れる川の西に二つ目の橋を渡った奥にあり、寺の前までは車が入れる。途中に種田山頭火終焉の地「一草庵」が有って山頭火の生涯の資料が展示されている。寺の奥の石段を上って墓地の側を直進して行くと登山口である。


                        落ち葉の積もった登山道

沢沿いに落ち葉の堆積した枕木の階段をジグザグに登って行くようになるが、枕木を止めている細い鉄筋が所々出ているので足元に注意が肝心である。少し歩くと分岐があって左手にお堂が見えてくる。お堂には「愛宕、白山大権現」が祀られている。右手の登山道を登って行き、岩場への分岐を見送って左へ登りつめると尾根道に出る。


           尾根道からの北望                          頂上直下の登り

尾根道は左へ行くと送電鉄塔の立つ千秋寺山山頂へ、右へ行くと御幸寺山山頂である。千秋寺山は帰りに寄るとして先ず御幸山山頂へ向かう。雰囲気のよい森を抜け足元の岩に注意しながら急坂を登って行く。岩場の天辺に祀られた祠が見えてくると頂上は近い。


                       頂上の岩場に祀られた不動像

頂上は整地されていて北隅の岩場の上には、不動の神々が南に向かって睨みを効かしている。岩に架けられた鎖が西側の急斜面に垂れており、その昔ここで修験道達が修行したのが偲ばれる。南端には鳥居が石鎚山に向かって立ち、石積み基台の上に鳥居を挟んで石碑が鎮座する。


         岩場から架けられた鎖場                       鳥居は石鎚山に向って

左の石碑の裏側に四等三角点(御幸寺山)が有る。鳥居の前に立てば東の道後温泉街から西の興居島まで、広大な一級のパノラマが展開する。南東には遠く石鎚山が霞み、南には東温アルプス、皿が嶺連峰が連なり、西に続く久万の山並みが雲間の間に霞んでいる。


                       山頂の四等三角点(御幸寺山)

市街の中心には天守閣の有る城山がどっしりと佇み、更に目を右に向けると総合公園の大峰ケ台から衣山、太山寺の経ケ森など市街の中に島のように佇んでいる。その向こうに伊予灘の海岸線が輝き、興居島の小富士が頭を覗かせている。


           山頂から北西を望む                        山頂から南東を望む


           山頂から南東を望む                         山頂から南を望む

雄大な眺望を満悦して、帰りに尾根続きの送電鉄塔の有る千秋寺山へと向かう。登ってきたコルまで戻って真直ぐ尾根道を進んで行く。尾根道は落ち葉が積もっているが、よく踏まれているのか歩きよい。木立の切れ間から北側の伊台の山々が目に飛び込んでくる。


         鉄塔の峰続きの千秋寺山                      落ち葉の中を千秋寺山へ

山頂が近くなったのか落ち葉の積もった急斜面を登りつめると、送電鉄塔の立つ千秋寺山の山頂に着いた。山頂はちょっとした広場になっており、一面の落ち葉の絨毯となっていた。鉄塔と四電の標識以外に何も無い林に囲まれた山頂である。記念撮影してそくさくと下って行く。向かいの高台に建つ白水団地が印象的だった。


         千秋寺山から道後台を望む                     鉄塔の立つ千秋寺山頂上

《コースタイム》 御幸寺登山口 15分→尾根分岐 5分→ 山頂 5分→尾根分岐 5分→千秋寺山頂上
          千秋寺山頂上 20分→千秋寺登山口
          駐車地 登山口  歩行時間 約50分  
          難易度 ★★
          爽快度 ★★★
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