四国山岳紀行 No479-120327 半田山 (はんだやま) 212.6m △3 (半田)
                     愛媛県四国中央市金田町半田 地図 川之江(南東)  山岳紀行トップヘ


                         飼谷池から望む半田山

飼谷池の奥に黒々とした森林に覆われた丸い山が存在感を見せている。地元の人に聞いても名前は定かでないので三角点名の半田山と仮名しておこう。半田とはこの地区の大字であり、山の有る集落の小字は池之奥という。入口に有る飼谷池周辺はオートキャンプ場が有る市の公園となっている。


                        市道からの進入路と登山口

この山はマイナーな山なので登山道は無く、池之奥地区から高文殊林道に入り、最初のカーブの手前の谷からアクセスしてみた。谷筋は所々ブッシュが絡むが、この時期は落葉していて見通しが利き、虫などもいないので、こういった里山に登るにはこの季節が適している。


                         谷筋を尾根へ登って行く

尾根まで獣が付けた踏み跡を辿って行く。獣も歩きよい所を辿っているので、人が入らない山はその踏み跡を人間が利用させてもらうのである。ほぼ正確に山頂に到達できるのは今までの経験でしょうか。ただ獣は至る所へ向かって踏み跡をつけているので、脇道へ入らないことが肝心である。


                        尾根に出て山頂へ向かう

谷筋は最初は障害物も無く歩きよいが、途中からブッシュを避けながらの登りとなる。ブッシュを抜けると前方が開けて尾根に向かって急登して行くようになる。尾根に出ると切り開けの尾根道が頂上まで続いているが、余り人が入らないのか頂上近くは小灌木が前進を妨げる。


           尾根東面の二次林                         山頂に残る石碑

尾根の西側は人工林、東側は自然林で、小灌木を分けながら進むと頂上の空間に着いた。中央に三等三角点と地理院の三角点を示す標柱、北隅に自然石の古い壊れかかった山神の石碑が有る。昔はここでお奉りをしていたのだろう。現在この神様は下の集落へ降臨しているという。


                       山頂のICタグ付き三等三角点

昔の村人は天に近い山頂に山神を奉り、五穀豊穣を願って山頂でお祭をしていたのだろう。今は不便な山頂に有る祠の管理をする人も無くなり、取り残されて自然石に返りつつある祠がそんな歴史を物語っているようであった。

《コースタイム》 登山口 15分→尾根 5分→頂上 15分→登山口  
          駐車地 登山口路肩  歩行時間 35分   
          難易度 ★★★ 
          爽快度 ★★
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半田山