四国山岳紀行 No468-120205 桃山 (ももやま) 337.4m △4 (桃山)
              愛媛県四国中央市金生町山田井切山 地図 讃岐豊浜(南西)  山岳紀行トップヘ


                        
アクセス道から見た桃山

この山は四国中央市の香川県境に近い重文真鍋家の有る平家伝説所縁の切山地区に有り、昔は頂上近くまで開墾されて梨や桃などが栽培されていたことから、この山名が付いたのだろう。今は八合目に豚舎が有るのみで荒れた段畑が残り、その面影は無い。山頂付近は平らに整地された雑木林となっているが、古来の要塞城址のようにも推測出来る。


             
重文真鍋家へ                           左の作業道へ

切山地区の南西に深い谷を挟んでどっしりと佇むこの山は、西側からの攻略に対して地形的に平家一族の要塞として、その役目を果たしていたと思われる。山頂の二の丸には土手のような土嚢が残っているのも興味深い。県道大野原川之江線が開通して、秘境の切山地区へ容易にアクセスできるようになったのも時代の流れかもしれない。


          
林道終点から山頂へ                        祖谷の山々が見える

この山の登山口は県道から重文真鍋家へのアクセス道を右折して下って行くと、眼下に切山の集落と萱ぶきの真鍋家が見えている。車道は左右に分岐するが右のダートの作業道を進んで行くと豚舎に行き着く。豚舎の裏の林道を200mほど詰めて行くと終点となって、ここから更に荒れた林道を100mほど歩き詰めて雑木林に取り付く。


            
二の丸の土嚢                           林の中の登り

雑木林は平坦で西側は土嚢が谷側に沿って残っており、そこを登り返すと山頂で有る。山頂もその昔、平らに整地された跡とみられる。雑木林で眺望は無いが樹木が無ければ、見晴らしの良い昔の要塞のように思われた。中ほどに国土地理院の標識と三角点が有り、石柱にはucodeタグが象嵌されていた。


                     
 山頂の三角点と象嵌されたICタグ

国土地理院は2009年度の基準点現況業務で、都市部の約2万点の三角点にICタグを設置したようで、このICタグは当該基準点の場所情報コードを持ち、現地でICタグのucode情報を読み取るだけで約3mの精度で位置情報を取得できる仕組みであるらしい。余談になったが一部の三角点にはこのような情報が隠付されているのである。

《コースタイム》 四国中央市川之江支所 15分(車)→切山小公園 3分(車)→林道終点 5分→頂上
          駐車地 林道終点   歩行時間 約10分  登山道 荒れている  
          難易度 ★
          爽快度 ★★

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ICタグ