四国山岳紀行 No448-110222高文珠山(たかもんじゅやま) 221m △無
                  愛媛県四国中央市金生町山田井 地図 川之江(南東)  山岳紀行トップヘ


          北方からの高文珠山                        県道からの高文珠山 

この山は川之江地方で随一の富士型をした山で、川之江富士または山田井富士とも呼ばれている。昔は全山松の大木が茂っていたが、時代の流れと共に松は枯れ果てて、落葉樹や温帯常緑樹に植生が変化した。戦国時代には山頂に山城が有ったようだが、詳しいことは不明である。


          右に金生第二小学校へ                       小学校前の案内板

登山口は市役所川之江支所交差点から、県道川之江大野原線を東へ山田井地区に有る金生第二小学校を目指す。県道を進んで行くと右手に小学校とその奥に高文珠山が見えてくる。右折して小学校の前を過ぎて、高速自動車道の下を左折して進み、高速道の隧道を潜ると正面が登山口である。


          高速橋下を左折して                         隧道を潜れば登山口

登山口は広場になっていて、入口に登山口の案内板が木の根元に有るが、草に隠れて判りにくい。広場の奥から登山道が延びている。急な所はお助けロープが張られて歩きよく整備されており、これから現れる道標はすべて地元の小学校の生徒が製作したものである。


                       登山口の道標と奥に登山口

緩い道には「らっくん小道」と書かれた標識が有り、両側にシダの茂る水平道となる。木の間越しに山頂が見えているがまだ先だ。道は北側に回り込むと、高速道の山田井トンネルが見えている。切り株で出来た自然のベンチの脇には「ちょっと休憩」と書いたユニークな標識が有る。



                        水平道を過ぎると急登となる

「どきどき坂」の標識からは、道は急坂となってお助けロープの世話になる。ここから道は南に向きを変えての登りとなり、この山の西側を半周すると頂上に着いた。頂上の祠の中に子慕観音像、その後ろには巨大な観音像が優しい表情で川之江の街並みを見下ろしている。


                        山頂は広く最高点に立つ

基台には 建立の辞 「曼陀峠を背に 仏殿城を望む 遥かなり壇の浦 西方に浄土を見る」 平成三年三月吉日 と刻まれている。西に眺望が開けて眼下に川之江の街並みと、全国一の生産量を誇る製紙工場の煙突が白い煙を上げている。


                         山頂に有る子慕観音像

頂上は南北に広く、南側の広場には簡易遊具が供えられて子供の遊び場となっている。東には県境の雲辺寺山、金見山、大谷山などが連なり、南にはまだ雪を冠した法皇山脈が霞む。素晴らしい展望を堪能して往路を下山していった。


          北東に県境尾根を望む                       南に法皇山脈を望む


                     西に四国中央市の川之江の街並を望む

《コースタイム》 登山口 25分→頂上 15分→ 登山口
           
          歩行時間 約40分 登山道 整備されている  
          駐車地 登山口の広場  難易度 ★★ 爽快度 ★★★ 
         
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