四国山岳紀行 No412-091018 翼山 (つばさやま) 125m △4(翼山)
                           香川県東かがわ市 地図 引田(北西)  山岳紀行トップへ

                          城山から見た翼山

引田の城山からの帰りに近くに有る翼山に登った。この山は山頂までミニ四国八十八ケ所の石地蔵さんが安置されていて、新四国霊場遍路コースとなっている。引田の街並みのすぐ西側に位置し、山頂からの眺望が素晴らしい。国道からも大きな祠の有る岩場を冠した南峰はそれと判る。


                         登山口のバス駅と登山口

R11の引田駅前交差点から一つ西側に有るJA角の交差点を北へ県道123に入ると、スーパーのマルナカが有る。そこから先へ少し進むと、川沿いに行くようになって岩崎橋を渡りすぐに左に折れると、アンパンマンの絵とバスのりば「つばさえき」と描かれた待合舎が有る。そのすぐ向こう側が登山口となっており、石地蔵が有って2mほどの岩場には梯子とロープが設けられている。


                         新四国に沿って登って行く

そこを上がって行くと、随所に安置されたミニ四国八十八ケ所の石地蔵さんに導かれての尾根歩きとなる。最初は樹林の中の登りだが、高度が上がって眼下に引田中学校が見えてくると、露岩の多い道となって見晴らしがよい。間もなく尾根の最高点に建つNHKの中継塔の側を過ぎると、道は下りとなって小さなコルの分岐に着く。


          岩場の急な個所も有る                        尾根道を振り返える

分岐を下って行けば尾根を巻いて登山口に降り立つ。分岐から再び稜線を進んで岩尾根の小さなピークを越えて行く。石仏は途中随所に有って道標となる。岩尾根から下り再び鞍部を経由して、急な岩場の登りの取りつきにはロープが架けられている。高度が上がり眼下に街並みと引田港が見えている。


           紅葉したスイバの葉                        コル直下の崩壊個所

岩場が終わると分岐が有り、真っすぐ進んで行くと崖崩れの崩壊場所が有るがさして危険というほどでもない。そこを過ぎると間もなく南峰と北峰の鞍部に着いた。すぐ左手の岩峰を登り詰めると、大きな弁財天の祠の建つ南峰山頂である。遮るものが無いのですこぶる眺望がよい。国道が真下に見えており、この山の急峻さがうかがわれた。


            南峰の岩場を登る                        南峰から北峰を望む

北には先ほど登って来た城山、手前には引田の街並みと引田港、湾の先に鳴門北灘方面の海岸線が伸び、その右手に天円山と大麻山が半島のように浮かぶ。そこから更に高度を上げて大山辺りの阿讃山脈が南西へと波打つ。西から北へ目を移せば白鳥、三本松の街並み、その向こうに水主三山、北山の奥に五剣山が尖峰を覗かせている


           南峰から西の眺望                         南峰から東の眺望

見飽き足らない眺望を後に北峰に向かう。北峰との鞍部には古い百度石や手水石が残り、広場の奥には廃壊した神社の残骸が残っており、昔から信仰の山であったことが窺われた。鞍部から林の中を登ると北峰に着いた。山頂には四等三角点と78番石地蔵が有って南東に眺望が開けている。


           北峰から南峰を望む                        北峰頂上の三角点

三角点の南の小さな岩場からは、今登って来た南峰が正面に見えている。岩盤のピークに建つ弁財天の祠が印象的だ。帰りは78番の前を抜け東南斜面に付けられた道を下ると、すぐに往路の分岐に出る。そこから往路を下り、最初に有った分岐を右に、学校のグランド方向に下って登山口に着く。


《コースタイム》 引田インター 5分(車)約2.5km→登山口 30分→南峰 5分→北峰三角点
          北峰三角点 25分→登山口   歩行時間 約1時間  
          登山道 岩場が多いがよく踏まれている  難易度 ★★★
          駐車場 登山口に有り
ぺージの最初に戻る