四国山岳紀行 No409-091018 鹿浦越山 (かぶらごしやま) 59.1m △4(小松原)
                            香川県東かがわ市 地図 引田(北西)  山岳紀行トップへ


                        遊歩道からの鹿浦越山

香川県引田と白鳥の間に有る鹿浦越岬の岩礁は、ランプロフアイヤー岩脈と称され、珍しい白黒のストライプ模様を見せていて、国の天然記念物で一見の価値が有る。この岬の山塊が鹿浦越山である。山中には古来の狼煙場跡が残っており、低山ながら地形的にその位置から眺望の優れた山である。


          駐車場の有る南登山口                     遊歩道の要所に有る道標

R11の白鳥駅東交差点から北へ、道なりに県道122を進んで行くと、目指す岬の鹿浦越山が近づいてくる。右に大きく肩を張っているのは与治山である。漁港に着くと道は狭くなり左右に分かれる。左へ詰めると登山口の有る石段の下の駐車場に着く。ここには案内板が設置されているので判りやすい。


          よく整備された遊歩道                        かなり大きな狼煙場跡

石段を登って行くと尾根肩に出る。反対側の石段を下ればランプロフアイヤー岩脈に近い海岸沿いの遊歩道に出るが、そちらへは帰りに寄るとして、尾根を登って行くと三角点の有る頂上に着く。案内板に従い狼煙場跡に歩を進める。遊歩道として整備された歩きよい道が続く。


                         四等三角点の有る山頂

間もなく南見晴らし台への分岐を見送ると、石垣に囲まれた狼煙場跡に着く。昔の人はここで火を焚き狼煙を上げて出来事を離れた所へ知らせた昔の通信手段であったのだろう。説明板によると黒船来航時代の遺跡らしい。そこから更に進んで行くと東の見晴らし台に着く。眺望は東に開けて鳴門方面に続く海岸線が素晴らしい。


                         展望所から北西の眺望

往路の途中から北の見晴らし台に向かう遊歩道が延びている。岬に突き出たこの見晴らし台からは、西に三本松などの東かがわ市街地が海岸線に沿って広がり、その奥に虎丸山を始めとする水主方面の山並み、東に眼をやれば美しい海岸線の奥に大鳴門橋が霞み、見飽き足らない広大なロケーションが広がる。


           浜辺に咲くハマボウ                        遊歩道脇に咲くハギ

この北の見晴らし台に至る遊歩道は、切れ落ちた崖崩れの場所が有って今は通行禁止になっている。尾根肩まで戻って石段を下ると海辺の遊歩道に出る。砂地にピンクの浜ナデシコ、紫のハマボウなどが過ぎゆく季節を名残惜しそうに花を残している。200mほど進むと岩場に着いた。


         岬に有るランプロフアイヤー岩脈                 尾根から見た岩脈に至る海岸

岩場からは波で壊されたコンクリートの遊歩道を過ぎて、海水の被る岩場を回り込むと、眼前にはっきりした縞模様の岩壁が現れた。他では見ることのできないランプロフアイヤー(煌斑岩)岩脈である。自然の絶妙な造形に感動しながら鹿浦越山を後に次の与治山へと向かった。


《コースタイム》 引田インター 15分(車)約5km→登山口 10分→三角点 5分→狼煙場跡
          狼煙場跡 5分→東見晴台 5分→北見晴らし台 5分→三角点   
          三角点 10分→ランプロフアイヤー岩礁 10分→登山口
          歩行時間 約50分  登山道 整備されている  難易度 ★
          駐車場 登山口に有り
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