四国山岳紀行 No405-091011 餓鬼ケ森 (がけがもり) 954.4m △4(餓鬼ケ森)
                           愛媛県久万高原町 地図 久万(北西)  山岳紀行トップへ


                       鋭尖な山容で聳える餓鬼ケ森

餓鬼ケ森とは変わった山名である。松山方面からR33を経由して久万町に入り、明神小学校下の「本明神」信号を過ぎて、カーブの所の橋の手前から集落を抜け北へ進んで行くと、ダート道の林道本組線を行くようになる。正面奥に尖った山容のそれとわかる餓鬼ケ森が岩場を見せて聳えている。


           林道終点の登山口                         最初の植林帯の登り

植林帯の中から切り立った崖が立ち上がり、周囲の山々とは異なった山容で登頂意欲をそそる。林道はR33から5キロほどで終点となり、そこから植林帯の中を登って行くようになる。林道終点手前200m位は草が茂り車が入れないので、300mほど手前のカーブの広くなった路肩に車を置いていく。


                     山頂近くになると自然林に変わって来る

植林帯に入ると道は確りしていて、途中樵道が幾つか交差するが、所々に赤テープの目印が有るので感を働かせて登って行けば迷うようなことはない。ジグザグを繰り返して植林帯の中の踏み跡は急になると岩場の下に着く。錆びたワイヤーが一条崖の上から垂れている。これを伝えば山頂直下に到達するようだが、少しヤバイので左の巻き道を登って行く。


                        岩場直下の巻き道登って行く

岩場の下の細い巻き道は切れ落ちているが長くは続かない。急な岩峰の登りも所々木々が生えているので幾分安心感がある。自然林の急な登りを抜けると、眼前にイワヒバの群生した岩場が現れた。ここは捉む物は岩角だけで、木々は生えていないので緊張する場所だ。そこを越えると平らになった岩棚の空間で小さな祠が奉られていた。地元では権現さんと呼ばれているようだ。


          中間テラスに小さな祠神                     イワヒバが群生する岩場

さらに灌木の茂る中を登って行くと、再びイワヒバの群生する急な岩場の下に出た。捉まるものがないので先ほど以上に緊張する。イワヒバの根元に足を置いて僅かに露出する岩角を掴みながら三点支持で登って行く。高度上がって久万町の街並みと、その奥に霞む大川峰などの山並みの広大な絶景が広がった。


          山頂は狭く祠神が有る                        南面の切り立つ岩場

松林を潜ると祠と三角点の有る狭い山頂に着いた。ここからは周囲は木立に遮られて眺望は無いが、南に菊ケ森914mが丸い山容を覗かせている。記念撮影を済ませて先ほどの眺望の開けた岩場に戻り、弁当を食べながら眼前に広がる絶景を堪能した。


                 山頂岩場から南西方向に久万町の街並みを望む

《コースタイム》 R33 15分(車)→林道終点登山口 50分→祠の有る三角点頂上
          頂上 30分→林道終点登山口   歩行時間 約1時間20分  
          登山道 やや不明瞭 登り約50分 下り約30分 難易度 ★★★
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