四国山岳紀行 No380-081016 東三方ヶ森 (ひがしさんぽうがもり) 1232.7m
                                                  △2 (赤子谷)
                   愛媛県西条市/今治市/東温市 地図 東三方ケ森 北東  山岳紀行トップへ


                     東側の道前平野から見た東三方ケ森

東三方ケ森は高縄半島の南に位置し、西条市と今治市と東温市の境界に聳える高縄山塊の最高峰で
ある。アプローチが長く不便な位置にあるので近くて遠い山といわれている。登山口は東温市側からは
酒樽村跡の奥に伸びる阿歌古渓谷から、西条市側からは丹原町の関谷林道から、今治市側からは
玉川町木地奥林道からのコースがある。


                      関谷林道入り口の分岐点と道標

今回は西条側の関谷林道を経由して登ることにした。国道R11から丹原町寺尾の信号で右折して
県道152(寺尾~重信線)を進む。関屋の集落を過ぎて山道に入ると道幅は極端に狭く、曲がり
くねった道を高度を上げていく。対向車にでも合うと離合スペースの少ない道で難儀しそうだ。
幸いにも対向車に合わないでFM愛媛のアンテナ中継所がある牛窓という峠を越える。


                       登山口と奥にある登り口の標識

峠からは道幅が幾分広いダート道に変わって1kmほど下っていくと、左カーブの所に関谷林道入り口
がある。R11分岐からここまで約11km 30分である。林道は道幅が狭く、谷沿いに進んで行き、随所に
落石箇所と泥濘が有り走行に注意を要する。林道入り口から3.7km 20分ほどで登山口に着いた。
ここは左右の谷川の合流地点で2〜3台ほどの駐車スペースがある。


                     尾根まで自然林から人工林の急登が続く

駐車広場の奥へ20m余り進むと、木の根元に登山口を示す手書きの標識があり、ここから登って行く
ようになる。朝の山の空気はひんやりとして清清しい。7 時50分身支度して登山開始となる。人工林と
自然林の交差する急な登りが1時間余り続くと支尾根に出た。尾根に出ると少し勾配が緩くなり、15分
ほどで四等三角点のある1038mのコブに着いた。


                   尾根に出ると自然林に三角点のある小ピーク

そこから痩せ尾根を左に巻きながら進んでいくと再び植林帯に入る。植林帯を登り切るとシャクナゲの
多い尾根に出た。道は確りしているが、暫く背丈ほどのスズ竹が絡む所があり、そこを抜けるとアップ
ダウンの続く自然林の尾根歩きとなる。笹の丈が低くなって自然林の中の快適な雰囲気の良い台地を
過ぎると、山頂が近くなったようで再び急登が始まる。


                        紅葉の始まる快適な尾根道

息を整えながら登りつめた所は、阿歌古渓谷からのルートと合流地点となっており、ここまで来ると
山頂は近い。東三方ケ森頂上へと記された標識があり、100mほど進むと木立に囲まれた狭いピーク
に、三等三角点と山名標識が三角点の側に置かれていて、もうひとつの標識は木に結ばれていた。

                           頂上からの霞む道前平野と山頂にて


                      頂上から石鎚山系が左端は赤星山

山頂からの展望は北側だけが少し開けて今治方面が見えている。東側は木立の間に石鎚山から
瓶ケ森、笹ヶ峰、赤石山系や赤星山までが霞の上に浮かんでいるのが眺望できた。アプローチの長い
山頂であったが、青空に浮かぶ石鎚山系の見事な山岳美を堪能できて登り甲斐のある山であった。


《コースタイム》 小松インター1 時間(車)→登山口 1 時間20分→1038m三角点 1 時間→頂上
          頂上 45分→1038m三角点 45分→登山口   
          歩行時間 約3 時間50分  登り 2 時間20分 下り 1時間30分
          登山道 急坂 笹こぎ有り  難易度 ★★★★
 
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