四国山岳紀行 No378-080613 経ケ峰 (きょうがみね) 1192.4m △4 (高森)
                                愛媛県西条市 地図 西条南東  山岳紀行トップへ


                       加茂川橋付近から見た経ケ峰

西条の加茂川橋を渡って高知方面へR194に入ると、右奥にどっしりとした山容の山が見えている。経ケ峰である。加茂川はこの山の裾野を分けて右に石鎚山方面へ、左に伊予富士、瓶ケ森方面へと遡行している。この山は櫛ケ峰と並んで加茂荒川地区のシンボル的な山である。


         東宮バス停から右へ入る                      登山口はこの峰の向こうに

R194を南下すること4k あまりで二つめの橋を渡ると、すぐ東宮バス停が有り、大福寺への案内標石から下分、大平(おおなる)地区に向かう。大福寺を過ぎると斜面に民家と段畑の点在する下分、大平地区に入る。視界は大きく開けてこれから向かう稜線と送電鉄塔が上の方に見えている。


         林道から黒瀬ダムが見える                     林道分岐に有る道標

振り返ると、谷を隔てて東側に段畑の広がる千町地区の上に端正な形で櫛が峰が聳えている。大平地区を過ぎて林道荒川浦山線のダート道を2.5k ほど走ると、左 ナゴエ林道 右 浦川天川寺林道の標識が有る少し広くなった三叉路に着く。山側に鉄塔に向かう四電の巡視路が上がっており、ここが登山口となっている。


         林道三叉路に有る登山口                     送電鉄塔の下を潜って行く

やや急ではあるが整備された道が稜線沿いに鉄塔を越えて次の分岐まで続いている。送電鉄塔を過ぎて道はやや下り気味に進んで行くと、間もなく巡視路と登山道の分岐に着く。谷側に向かっている巡視路を見送り、人工林の中のやや荒れた稜線道を登って行くようになる。


                          合流点に有る標柱

下生えの絡む単調な人工林の中の登りが緩急を繰り返しながら暫く続く。夏場は藪が絡んで踏跡が不明瞭となる所もあるが、稜線を外さずに登って行く。歩き始めて1 時間半ほどで左側から登ってきた道と合流した。ここに三角点のような境界石があり、ここから道も緩く確りして快適に歩けるようになる。


                        稜線道と松の根元の標識

ときおり開けた所からは石鎚山が見えている。間もなく赤松の大木の根元に平石に描かれた目印があり、ここから少し下って痩せ尾根を過ぎて再びきつい登りとなる。左側は人工林、右側は切れ落ちた自然林の境を息を整えながら登って行くと岩峰の岩場に突き当たる。



                      岩場からの石鎚山(左)と三ヶ森(右)

岩場手前から右に巻き道を少し進むと、石仏の奉っている見晴らしのよい岩場が有り、眼下に周桑平野とその奥に高縄山系から石鎚山までが手に取るように見えている。一段下がったテラスの上は平らになっており、写真を撮るには良い場所だ。唐松の緑と石鎚山が景観を見せている。


                      大岩を巻いて最後の人工林の登り

岩場の下を巻いて再び急な人工林を登り詰め、痩せ尾根の自然林の稜線を急登して道は平坦になり、シャクナゲやゴヨウツツジが目立ってくると、四等三角点の有る頂上に着く。南西側はいっきに開けて石鎚山が眼前に姿を現す。手前に高森がこちらに向かって稜線を延ばしている。


                    山頂の四等三角点とはるちゃん手製の山名板

目を左に転ずると瓶ケ森、西黒森が前山の向こうに頭を覗かせており、石鎚山の右には少し低めの三ケ森が存在感を見せている。その遥か左奥に高く見えているのは石墨山だろうか。暫く素晴らしい眺望を楽しんで往路を下山していった。


《コースタイム》 西条インター30分(車)→登山口 10分→鉄塔 1 時間20分→合流点
          合流点 20分→岩場 40分→頂上
          頂上 30分→岩場 15分→合流点 1時間 →鉄塔 5分→登山口   
          歩行時間 約4 時間30分  
          登山道 巡視路は整備 稜線道踏跡は明確  難易度 ★★★
 
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