四国山岳紀行 No376-080504 権現山 (ごんげんさん) 1594m △4 (権現)
                      愛媛県四国中央市/新居浜市 地図 新居浜弟地  山岳紀行トップへ


      東赤石山からの権現山(中央鉄塔の右)             縦走路からの権現山(右上は東赤石山)

権現山は権現越えの東側に周囲の山とは異にする、なだらかな山容で控え目に聳えている。直下に法皇権現を祀っているエクロジャイトで有名な権現岩が有り、この山の山名もそこから来ているものと思われる。


           黒岳西側の崩壊地                        崩壊地をコルに下る

眺望の黒岳を後に、この縦走コース最終の権現山に歩を進める。林と灌木の中を急降下して行くと崩壊場所に出る。崩壊は頂上直下からコルまで大規模に及んでいて、ガレ場の踏み跡をコルまで下って行くが危険というほどでもない。


                    次のピークの向こうに日本石が見えている

コルから笹の生える林の中を次のピークに向かって緩く登って行くようになる。ここから権現山の下り付けまではルートの笹藪が刈り払われていたので快適に進めた。小さなピークを越え特徴の有る日本岩を目指して快適に下って行く。道脇にはマンサクの花が枝いっぱい黄色い花をつけている。


          断崖の岩峰の日本石                      振り返れば黒岳とエビラ山

断崖絶壁の日本岩を右に見ながら進んで行くと、正面の笹原の上に1546m 峰の尖った岩峰が近ずいてきた。この岩峰を巻くのかと思ったら頂上までルートは直登して越えていた。振り返ると日本岩の右に三角錐の黒岳とその右奥に堂々としたエビラ山が並んで見えているのが印象的だ。


          藪山のアップダウンが続く                   笹原越えて1546m峰の登り

ゆったりとした林の中の登りの前山を二つ越え、登り返して林を抜けると権現山の頂上に着いた。刈り払われた笹原の中に四等三角点を示す標柱があるのみの寂しい山頂である。今まで見晴らしの良かった縦走もガスがかかってきて眺望が望めなくなった。


                      東赤石山と権現山が近ずいてくる

ここからは目印の鉄塔と権現越や東赤石山が見えるのだが、ガスってしまって眺望が無くなってしまった。休んでいると少し寒くなってきたので4 時30分権現山を下山にかかる。ゆっくり歩いてきたので思った以上に時間が経っている。暗くなるまで床鍋に下り着けるだろうか。


         最後のピーク権現山の登り                    権現山頂上に四等三角点

以前泳ぐようにして登ってきた藪道は奇麗に刈り払われて快適に歩けるようになっていた。20分ほどで送電鉄塔路分岐まで下って鉄塔巡視路を下って行く。道沿いにはピンクのショウジョウバカマとアケボノツツジが咲いており心和む。4本目の鉄塔を過ぎて急降下し、谷を越え沢を渡ると登山道と合流した。


                       送電鉄塔巡視路を下って行く

水の豊富な沢で休憩して鋭気を養い、新緑の豊かな登山道を快適に下って行く。日も傾いて夕方になったのか人工林の中に入るとさすがに薄暗くなり、足もとの白い岩や石だけが目立つようになってきた。しかし自然林に出ると急に明るくなる。


          道脇に咲くショウジョウマ                      登山道に出て床鍋へ

最後の人工林ではまだ見えていた足元も判りにくくなり、最後になって怪我でもしたらいけないので、全員ライトを点ける。民家の有る床鍋登山口に下り着いたのは暗くなった7 時30分であった。停めていた回送用の車で肉淵峨蔵林道終点登山口で車を回収して帰路についた。


《コースタイム》 三島川之江インター50分(車)→肉淵 10分(車)→登山口 1 時間30分→峨蔵越
          峨蔵越 1 時間30分→二ツ岳 3 時間→エビラ山 1 時間40分→黒岳
          黒岳 2 時間30分→権現山 20分→鉄塔分岐路 2 時間30分→床鍋登山口 
          歩行時間 権現山まで約10 時間  肉淵登山口→床鍋登山口まで約13 時間
          登山道 黒岳→権現山→鉄塔分岐路までは刈払されている 
          難易度 ★★★ 爽快度 ★★
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