四国山岳紀行 No374-080504 エビラ山 (えびらざん) 1677m △無
                      愛媛県四国中央市/新居浜市 地図 新居浜弟地  山岳紀行トップへ



          威風堂々としたエビラ山                     二ツ岳山頂からエビラ山

エビラ山は峨蔵山脈のほぼ縦走路の中間に位置し、峨蔵山塊の盟主のに相応しい堂々とした山容で聳えている、どちらから辿っても長時間をかけてブッシュの岩峰を越えて行く難コース上に有るので、一般にはあまり登られていない不遇の山でもある。


                     道標に従い二ツ岳から縦走路に入る

二ツ岳頂上から西に少し下ると分岐が有り、道標に従って左へ進んでいくと次の分岐に出る。今度は右に進んで行くが、踏跡を左へ進むと岩峰の絶壁の上に出るので要注意。稜線に出て次の大きな岩峰のイワカガミ岳目指して進んで行くようになる。


                 灌木と岩場の縦走路を西に岩鏡岳エビラ山黒岳と続く

このイワカガミ岳の北面を巻いて行くが、名の通り岩肌にはイワカガミが着生している。そして次の岩峰を南に巻いたり、右に左にと変化に富んだルートが続く。このルートは未整備なので倒木を避けたり、枝を払ったり足元に注意しながらの行進が続く。


                       バイカオウレンとマンサクの花

今朝、鍋床を5 時に発って松山から来たという単独の初老男性とすれ違った。途中、藪に道が埋まってしまっていて散々でしたと溢していた。我々はまだ中間のエビラ山に着いてないのに速いですね。お気をつけて… 眼前に台形の大きなエビラ山が迫ってはいるがなかなか近ずいて来ない。


         遠退くイワカガミ岳と二ツ岳                     エビラ山はまだ遠く彼方に

エビラ山の登りにかかる手前から笹が足元に多く見られるようになった。しかし歩行に邪魔になる程でもない。岩場からコルに下りて自然林の中をゆったりと山頂へのコースが続く。この辺りから先輩のОさんが体調を崩しだして休憩が長くなりだしたが、山頂はもう少し頑張ろうと励ます。


          近ずいてくるエビラ山                        山頂直下の緩い登り

林の中を登り詰めると、そこはエビラ山の標識の有る狭い頂上だった。1670m と書かれた高松軽登山会の錆びれた山名板と、1677m と書かれた新しいキティ山岳会の山名板が木に結いられていた。山頂は南に尾根が伸びており、80m ほど先に岩場と1677m の最高点がある。


                         エビラ山頂上は狭い

山頂からは西に大きく視界が開けて、これから向かう三角錐の黒岳や権現山が手招きしており、その奥に堂々とした東赤石山が聳えている。山頂の岩に腰を下ろして軽い食事をするが、Оさんは体調が悪いのか何も食べたくないと言う。それでは益々疲れるからと無理やりに流動食を進める。


         これから向かう黒岳方面                      ブッシュがコースを覆う

このエビラ山頂で今日の行程が半分終わり、これからまだ半分の長い行程が残っている。体調を崩しているОさんには気の毒だが、何とか最後まで歩いてもらわないと先に進めないので、後輩の元気なTさんにОさんの荷物を背負って貰い、身を軽くして更にゆっくり歩いてもらうことにした。午後1 時、予定の1 時間遅れでエビラ山頂を黒岳に向かって出発する。


《コースタイム》 三島川之江インター 50分(車)→肉淵 10分(車)→登山口 1 時間30分→峨蔵越
          峨蔵越 1 時間30分→二ツ岳 3 時間→エビラ山 歩行時間 エビラ山まで約6 時間
          登山道 二ツ岳からは岩場のアップダウンと巻道の難路  難易度 ★★★★★
 
ぺージの最初に戻る