四国山岳紀行 No373-080504 二ツ岳 (ふたつだけ) 1647m △3 (二ツ岳)
                      愛媛県四国中央市/新居浜市 地図 新居浜弟地  山岳紀行トップへ


         峨蔵越付近からの二ツ岳                     登り途中からの山岳展望

四国の山で最も難コースとされる峨蔵山塊を縦走することにした。若い頃はこの山域を幾度となく歩いたものだったが、その後近くて遠いこの山域はなかなか訪れる機会も少なく、わが山岳会も老メンバーとなってきたので体力は無いが、気力の有る者でやってみようということになった。


         肉淵峨蔵林道終点登山口                     最初は人工林の急登が続く

我々の年齢ではゆっくり歩くので、峨蔵越えから権現越えまで約10時間以上の縦走となり、従って日の長いこの時期を選んで実行することにした。先行の3人は前夜、肉淵峨蔵林道終点登山口で幕営、私は朝5 時過ぎに登山口で合流し30分後に出発する。


          爽やかな自然林が続く                       タチツボスミレの群落

登山届をポストに入れて鉄の階段を上り、しばらく人工林の中を折り返しながら登って行くと自然林に変り、爽やかな新緑の中のゆったりとした道を行くようになる。峨蔵越えまで今は盛りの満開のミツバツツジとアケボノツツジがソフトグリーンと青空に映える。


         青空に映えるアケボノツツジ                     清水が湧き出る水場

道脇に乱れ咲くツツジを見ながら、ゆっくり歩いて2 時間ほどで峨蔵越えに着いた。ここでしばらく息を整えこれから二ツ岳の登りにかかる。見上げる二ツ岳は朝日に照らされ輝いている。いきなり岩場が現れロープがかけられたシャクナゲの間を急登していく。


          峨蔵越えに有る標識                        アルミの梯子を登る

急登だけにどんどん高度が上がり、長い急な岩場にはアルミの梯子が懸けられており、ここを登ると鯛の頭と称する岩場の下の平地に着く。ここからの眺望も良く、東に波打つ山並みの奥に剣山系、北側には関川の向こうに小島の浮かぶ燧灘が広がる。


                        鯛ノ頭の岩峰と東に赤星山

ここで素晴らしい眺望を眼下に少し息を整えて再び登りにかかる。前衛のピークが目線になり、原生林の中の急登を過ぎて稜線に出ると頂上は近い。この辺りアケボノツツジの蕾がまだ固く花は見られない。稜線の林を抜けると山名標識と三角点の有る頂上に着いた。


                        二ツ岳山頂と三等三角点

南側の岩場に出ると南から西側の眺望が開けて、眼下の谷底に別子山の集落と銅山川に沿って県道6号線が垣間見られる。背後に盛り上がった県境脊梁山脈が波打ちながら東西に続き、その奥に土佐の山並みが果てしなく続いている。


         二ツ岳山頂岩場からの眺望                   これから縦走する岩場尾根

西側はこれから向かう峨蔵山塊が幾つもの岩場のピークを従えて、サァ おいでと言わんばかりに聳えている。記念撮影を済ませ少しエネルギー補給をして9 時30分、二ツ岳山頂をこれから難コースであろう次のエビラ山に向かって出発した。


《コースタイム》 三島川之江インター 50分(車)→肉淵 10分(車)→登山口 1 時間30分→峨蔵越
          峨蔵越 1 時間30分→二ツ岳頂上  頂上まで歩行時間 約 3 時間  
          登山道 整備されているが峨蔵越からは岩場の急登   難易度 ★★★★ 
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