四国山岳紀行 No369-080401 陣ケ峰 (じんがみね) 402m △4(陣ケ峰)
                                香川県綾川町 地図 滝宮(南東)  山岳紀行トップへ

                        行道山から見た陣ケ森

陣ケ峰という山は全国に数多くあり、戦国時代に見張りの要所として、陣を構えていた事からこの名前が残っている。地形図を見ると、かってこの山もその時代は南北に視界が開けた要塞としての山だったのだろう。現在はこの山も松林から広葉樹林化が進んでいて、稜線付近にその名残を僅かに残すのみである。


                           林道終点の池の側から登って行く

この山の登山口は南北にあるが、今回は南側の牛ノ子堂から登ることにした。R498 沿いの内田交差点から備中地池の傍を通って変電所を過ぎると、広い道路は狭くなり、牛ノ子堂地区の峠に着く。左側に小さな神社が有り、その前の細いダート道を進んで行くと、最終の農家の手前から山側へ延びる林道に入る。


                     人工林を抜けると送電鉄塔の下に着く

林道を300m 程進むと池に突き当たる。ここに駐車して池の左側の林道を送電線鉄塔を目指して登って行く。ここからは鉄塔が見えないが、すぐ上に鉄塔に向かう送電線が垣間見られるので分かりやすい。人工林の中を登って行くと間もなく幹線鉄塔の下に着く。ここからは眺望が一気に開ける。


                         送電鉄塔付近から南に笠形山と大川山

西に高鉢山から城山にかけての山々、南に笠形山の長い峰が連なり、その右奥に大川山が聳える。ここから頂上まで700m 程の稜線歩きとなる。稜線道は403m ピークまで余りアップダウンも無く、この時期、周囲の樹木は落葉しているので、両側の風景を垣間見ながら快適に進んで行くと403m のピークに着く。


           縦走道のコル付近                          403m 峰への登り

403m ピークからコルまで少し下って登り返すと、間もなく三角点の有る陣ケ峰の頂上に着く。周囲は樹木に遮られて眺望は無い。ここから更に下りながら150m 程進んで行くと大岩に突き当たる。ここからは高松方面が垣間見られる。岩の下には小さな木の祠が祀られているがご神体は無くなっている。


                        神社の残骸とと岩元の祠

その下には朽ちて壊れた神社の残骸が残っていた。もう何十年もここを訪れる氏子もいなくなり、ご神体も管理の行き届かない不便な山中から麓に移されたのだろう。この山も稜線には広葉樹に占領されて枯れた松の残骸が目立ち、どの山もそうであるように時代の流れが感じられた。


                        山頂は樹木が茂り眺望は無い

《コースタイム》 林道終点登山口 15分→送電鉄塔 25分→403m ピーク 10分→山頂
          山頂 30分→送電鉄塔 10分→林道終点登山口  
          歩行時間 約 1 時間30分 難易度 ★★
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