四国山岳紀行 No356-061022 三滝山 (みたきやま) 1111m △3(三滝山)
                             高知県大川村 地図 土佐小松(北東)  山岳紀行トップへ


           北側からの三滝山                         落差100mの小金滝

三滝山は大川村役場のある小松から、北西に直線距離にして2.8Kの位置にある。この山の南側は急峻な崖が連続していて、中腹には小金滝などの名瀑が懸っており、山名もそんな所から来ているようである。10月下旬この山に登ってみた。地図を見ると大北川集落から、この山の直下まで林道が延びているので、辿ってみることにした。


           林道終点の登山口                        人工林をコルに向かう

集落を過ぎると道は二分するが、左の林道に入って高度を上げていく。眼下に大北川が蛇行して対岸には早天山や加茂次郎山が大きく存在感を見せている。進んで行くと前方に三滝山が奥に近ずいてくる。林道は右手からの沢を跨いで進んで行くと、次の沢が有ってここで道は二分する。沢に沿って右折れして狭くなった林道を道なりに進んで行く。


                     道中に生えるヤブシキミとアサマリンドウ

こちらの林道はあまり利用されていないのか、車の轍だけの所が多く、道の真ん中に草や萱が次第に多くなり、じぐざぐを繰り返しながら高度を上げていく。折り返しが終わり水平道となって1キロほど進むと分岐点に出るが、迷わず左にコースをとって行く。間もなく最後の分岐に出会うが南東へ真直ぐ進んで行く。


                         笹が深い稜線を行く

最後の分岐からは車は殆んど入らないのか、草ぼうぼうで萱をなぎ倒しながら100m余り進んで行くと林道の終点に着いた。車を置いてここから人工林の中の踏跡を南東へ10分余り歩くと、1116m峰の南東側の稜線のコルに出た。ここからは三滝山の山頂まで1キロ足らず、稜線を外さず踏跡を進んで行くようになる。


         癒されるモミの林もある                       稜線南側は切れ落ちる

足元には所々にアサマリンドウが清いスカイブルーの花を咲かせている。稜線の北側は人工林が続き、南側は所どころ深く切れ落ちている。次のピークを少し左に巻いてからは踏跡は少し不明瞭になるが、稜線を外れずにひたすら南東に向かって進んで行くと、前方に樹木の濃い黒々とした三滝山のピークが近ずいて来る。


          食茸アミハナイグチ                          山頂近くの稜線

稜線に出てからは大きなアップダウンはないが、あまり登られていない山なので踏跡から外れるとコース取りに少し苦労するようだ。できるだけ稜線から離れないようにしょう。人工林もなくなって最後の坂を笹を分けながら登って進んで行くと、三角点と山名標識のある山頂に着いた。山頂は狭く林に囲まれて眺望はない。


                        三滝山山頂と3等三角点

三滝獄へと書かれた道標が有るが300m程東側にある尖峰のことだろう。尖峰のピークに向かって滑り落ちそうな急斜面を樹木に掴まりながら少し下ってみたが、権木で前進不能となったので引き返した。三滝山の南面に懸かる絶壁は、前述の小金滝方面から見ると壮観できるようである。


《コースタイム》 大北川集落 30分(車)→林道終点登山口 15分→尾根コル10分→
          第一ピーク→ 15分→第二ピーク 10分→頂上 40分→林道終点登山口
          歩行時間 約 1時間30分 難易度 ★★★ 
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