四国山岳紀行 No347-060418 熊鷹山(くまたかやま) 1098m .△無
                            愛媛県四国中央市 地図 弟地(北西)  山岳紀行トップヘ


          奥に聳える熊鷹山                        林道終点から熊鷹山

熊鷹山は屏風のように聳える峨蔵山塊の北側に位置し、関川と浦山川の上流に挟まれるような形で佇む山である。一帯は一部を残して植林帯に覆われ、また中腹には四電と共電の送電線が通っており、そのため多くの道が入り組んでいる。今回は西尾根経由で登った。


         下の送電塔から土居町                       快適な巡視路を行く

R11の関ノ戸峠から松山自動車道の側道を東に進んで行き、関川を渡り高速道のトンネルをくぐって山側の側道を進んで行くと、高速道に架かる最初の陸橋の所が西尾根経由の登山口となっているが標識などは無い。登山口は広場となっていて数台駐車できる。広い道を詰めるとすぐ沢に突き当たる。


           645m点の三角点                        松林の稜線を行く

沢を少し遡って左岸から巡視路に取り付いて尾根に出る。1時間ほどで交差した送電塔の下に着く。更に上に見える鉄塔目指して登って行く。鉄塔を過ぎて分岐を左にとり、645mの三角点を目指して行く。三角点の周囲は切り開かれていて明るい。東に木の間越しに赤星山が見えている。


                    稜線沿いに咲くミツバツツジとアセビ

ここからは緩い尾根通しの道が続くが、暫らく大きな赤松の多い稜線から、細い稜線に代わると濃いビンクの満開になったコバノミツバツツジが目立ってくるようになる。稜線道はブッシュの多い幾つかのピークを左右に巻きながら進んで行き、人工林の中を登って行くようになる。


           人工林の中の登り                        ショウジョウバカマ

高度が上がり人工林が疎らになってくると、足元にはピンクの花を付けたショウジョウバカマが群落を作って咲いている。再び稜線を詰めて行くと、五良津から延びてきた林道終点の広場に飛び出す。ここからは折り返して登っている未完成の林道を進んで行く。正面には防火帯の有る熊鷹山のピークが見えている。


                       林道終点から防火帯を辿って山頂へ

林道から荒刈りされた防火帯に取り付いて進んで行くと、開けた所からは峨蔵山塊の黒岳から権現越え、赤石山系から上兜~下兜、かけさこの尾根、新居浜市街の一部が見渡せる雄大な眺望が展開する。歩き難い防火帯を半時間ほどで人工林に囲まれた山頂に着く。山頂は見通しが無く三角点も山名標識も無い。


         何も無い人工林の山頂                      防火帯から峨蔵、赤石

南に続く尾根を岩場まで行くと眺望が開けるようだが、今回は時間が無いので往路を下って行った。五良津から林道を経由してこの山に登れるが、林道は車は通行止めになっており、長い林道歩きが待っているので時間的に大差ない。麓からの標高差1000mの登りは充実した山行であった。

〈コースタイム〉 登山口 1時間10分→下の送電塔 20分→上の送電塔 20分→:分岐 20分→
          3等三角点 10分→松林ピーク 1時間 15分→林道終点 35分→頂上 25分→
          林道終点 1時間20分→3等三角点 15分→分岐 15分→上の送電塔 15分→
          下の送電塔 1時間→登山口

          登山道  巡視路は整備されている  歩行時間 約 7時間40分 難易度 12③45 
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