四国山岳紀行 No343-060403 猪尻山(いのしりやま) 483m .439m△4(猪ノ尻山)
                               香川県高松市 地図 白峰山(北東)  山岳紀行トップヘ


          白い岩場から猪尻山                        大禿山から見た猪尻山

この猪尻山は五色台の中では最高峰である。頂上周辺は中継塔やゴルフ場があって、車道が近くを通っているが、一般車は進入できない。今回はこの山の西麓から延びている「四国のみち」を経由して、県道に出て山頂に向かい、南登山口に下って来るコースをとることにした。


                 中央に見える道を詰めて行くと「四国のみち」に通ずる

旧R11号線から神崎池方面に向かい、「四国のみち」の道標に導かれて、桜並木のある「四国のみち」への分岐の広場に車を置いて、ここから「四国のみち}を辿って行く。間もなく白い岩肌の露出した岩場がある。説明板によると「凝塊角礫岩」といい、今から約1000万年前に火山活動によって溶岩のかけらと火山灰が積もって出来た岩石だそうで、この中に小さいながらガッネットと呼ばれる宝石が含まれているらしい。


                 「四国のみち」は最初は緩いが、やがて急な登りとなる

そこを過ぎると幅の広い道は終点になって、清水が引いているトイレがある。ここからダート道に変わって「四国のみち」の登りとなる。ここから稜線の県道まで1.7キロほどの「遍路ころがし」といわれる、階段状のきつい登りが続く。高度がどんどん上がって、南側の眺望が開けてくる。左頭上には国分台の東岩壁が聳え立つ。


                      道脇に咲くヤマスミレとキジムシロ

足元にはこの季節、薄紫のスミレやキジムシロの黄色い可憐な花が目立つ。木々の芽吹きに先立って黄色いアブラチャンの花がところどころに彩を添える。息があがってくる頃、あずまやと大師堂の有る「石鎚展望所」に着く。ここまで来れば県道は近い。ここからの眺望は南に大きく開けて、眼下に国分寺町の家並が広がり、その周りに鷲ノ山や火ノ山、堂山などが島のように佇む。


         眼下に鷲ノ山から火ノ山                        国分台の岩壁が迫る

展望所からワンピッチで県道に飛び出す。「四国のみち」は県道を越えて向こう側へ続いているが、猪尻山へ向かって暫らく県道を東に歩いて行く。カーブを幾つか曲がると中継所に向かう猪尻山への車道が延びているが一般車は進入できない。少し進むと右側に猪尻山483mの第一ピークがある。ここは林の中で眺望はない。NTTの中継塔に向かって進んで行くと、左側に五色台ゴルフクラブの広場に着いた。


                      中継施設の北側に三角点がある

中継塔の方には行かずに三角点のある439mノピークへは、この広場を横切ってゴルフクラブの建物の右から延びている舗装道を進んで行くと、小さな中継塔の立つ所で行き止まりとなる。この中継施設のすぐ右側に猪尻山の三角点と標識が有る。ここからの眺望は無いが、中継施設の東側は眺望が開けている。


                      八合目展望所からの南側の眺望

三角点からは南側登山口から来た登山道が登って来ているので、帰りはこれを下ることにした。なかなかの急勾配で、所々にお助け虎ローブが設けられている。八合目展望所という場所があって。ここからの眺望も文句なしである。この南からの登山道は急斜面をじぐざぐ無しで直登して来ているので、木々やお助けロープに掴まったりしながらの下りが続く。


                     白い岩場を過ぎると南登山口に下り立つ

周囲が開けて勾配が緩くなり、白い岩場の上を越えていくようになると登山口は近い。眼前に大禿山や蓮光寺山、国分台が大きく聳えて、赤松や杜松の間を快適に下って行く。再び白い広い岩場の上を下ると、市道の脇に小さな標識のある南登山口に下りつく。後は車道を20分ほど、桜並木の車の置いてある「四国のみち」入口までのんびりと歩いて行った。

〈コースタイム〉 車道終点四国の道入口 45分→:県道(一本松) 25分→第一ピーク 15分→
          第二ピーク 45分→南登山口 20分→車道終点四国の道入口
          登山道 よく踏まれている 急坂  歩行時間 約 2時間30分 難易度 12B45 
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