四国山岳紀行 No320-050619 ツナノ平(つなのなる) 1284m △4(つなの平)
                               愛媛県西条市 地図 瓶ヶ森(南西)  山岳紀行トップヘ


         西ノ川からツナノ平を望む                      西ノ川登山口バス停

ツナノ平は石鎚山登山口のある西ノ川から土小屋に至る途中にある、なだらかなピークで、このコースの通過点にも当たる。今回は県民ハイキング大会でこの付近を通って土小屋まで登ったので、このコースの概略を掲げてみた。従ってツナノ平がメインではない。


            満開のシモツケ                          西ノ川登山口

川之江を6時に発って西ノ川登山口に7時半に到着。松山からの一行が8時半に到着した。その間周囲を散策した。気温は22℃位か、暑くも寒くも無くちょうど良い体感温度だ。道端にはアジサイやシモツケが見事に咲いている。橋の上から眺める渓谷は澄んだ水が流れているが、ここ暫らく降雨も無く水量が少ない。


                         先頭のリーダーに続く

梅雨期で雨が心配だったが、今日もいい天気のようである。総勢70名の参加で8時50分出発。登山口からは暫らく谷沿いに廃屋の間の昔の生活道を登って行く。人工林の中の立派に築かれた石垣の上に壊れかかった廃屋、不便な山村を捨てて若者は都会へ去った。そんな光景を見るにつけ一抹の寂しさを感じる。


             お塔谷を渡る                          滝も水量が少ない

少しづつアップしながら、だらだらとそんな道をつめて行くと、広いお塔谷の沢に突き当たる。滝下に架かる橋を渡って、いよいよ人工林の中の登りとなる。石ころの多い階段状の道は歩きにくいが、高度がどんどん上がっていくのが感じられる。後続者の様子を見ながらラストと無線で連絡を取り合い、ローペースで登って行く、リーダも普段の歩調とは違うので大変疲れるらしい。


                           岩原付近を行く

大勢の団体となると引率者も大変である。落伍者や怪我人を出してはならないし、時間の調整なども考慮しなければならない。道は少し緩くなってくると大きな岩が点在する岩原である。見上げるような大岩の下を通り過ぎると岩原分岐に着く。ここからは右に刀掛け分岐に至るコースが分かれている。私たちは左へツナノ平へと向かう。


                       ヤマアジサイとコガクウツギ

岩原分岐をすぎると高度差200m水平距離400m、このコース一番のじぐざぐの急登が始る。しかし自然は良くしたもので、コガクアジサイやヤマアジサイの群落が目を楽しませてくれた。ここを登り切ると道は急になだらかになり、沢を跨ぐとツナノ平に出たようだ。間伐された人工林の中の明るい道をだらだらと進んで行く。平と名の付く所だけあって、なだらかな地形が続く。


            ツナノ平のはずれ                         崩壊場所を渡る

お塔谷への分岐近くで昼食を済ませて、いよいよ最後の詰めにはいって行く。この辺りからブナなどの自然林に変わり、オゾンたっぷりの空間を行くようになる。木立の間から谷を隔てて国民宿舎の建物が上の方に見えてきた。鶴ノ子ノ頭からの沢に出る。道は崩壊していて岩の間を下って沢を渡り対岸に取り付く。このコースで一番緊張する場所だ。


                        ベニウツギとニシキウツギ

後は自然林の中を国民宿舎下の駐車場までなだらかな道が続く。最後の登りの駐車場直下から上は、今は満開のベニウツギやドウダンツツジが、私たちの最後の疲れを慰めてくれるように迎えてくれた。駐車場から土小屋ロータリーまで、車道をワンピッチでゴール地点に到着。人数確認と記念写真の後、希望者は岩黒山へ向かう。


                         土小屋ロータリーに到着

15時半までに駐車場で待機しているバスまで帰るようにとの事。私たち川之江山岳会のメンバーは役目を終えたので:下山にかかる。今回も天候に恵まれ、全員無事にコースを踏破できた。参加者全員が楽しい思い出をもって帰れますことを祈念しながら、私達は西ノ川登山口へ向けて往路下って行った。

〈コースタイム〉 西ノ川登山口 30分→お塔谷沢 60分→岩原分岐 60分→ツナノ平 30分→
          お塔谷分岐 60分→土小屋 2時間30分→西ノ川登山口 歩行時間 約6時間30分
          登山道 整備されている 難易度 12B45

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