四国山岳紀行 No312-050503 明神岳(みょうじんだけ) 743m △3(繁藤) 
                                 高知県大豊町 地図 繁藤(南東)  山岳紀行トップヘ


         アクセス道から見た明神岳                     東から見た明神岳(右端)

明神岳743mは高知県大豊町の南端に位置し、山全体は人工林であるが頂上付近は奇岩が所々に露出している。中でも目を見張るのは「天之御柱」と称する、高さ15mはあろうかと思われる大岩や、ドリーネのような大小の奇岩が見受けられる。時代の流れと共に、山頂付近には通信施設の中継塔が建ち、山の景観を損ねているが訪れてみる価値の山である。


                        国道脇にある登り口の看板

この山へのアクセス道は国道32号線沿いにある。吉野川の支流の穴内川と国道と並行して走る、川の向かいにある土讃線角茂谷(かくもだに)駅近くの国道からのアクセス道入口に、「明神岳歩いて60分、車で10分」 と記された看板がある。(実際はもう少し時間がかかるようだが)アクセス道に入り、馬瀬の大水口の集落で細い坂道を車を切り返して進んで行くと林道に変わる。


                        林道交差点から登りが始る

林道は簡易舗装されているが道幅が狭く、車の離合場所が少ないので対向車があると、離合が困難であろうと思いながら進んでいると、乗用車が一台下りてきた。神の助けか、運良く路肩の広くなった所ですれ違いができた。国道から15分程で「明神岳頂上→歩いて10分」の標識のある林道分岐に着く。先ず車を南側にある中継施設の広場に置いてからの歩きとなる。


                       岩壁の下を過ぎると登り口がある

標識のある林道分岐からは、林道を150m程歩いて頂上への登り口に着くが、途中にある見上げる白い岩壁が素晴らしい。岩壁を過ぎると「明神岳登り口」と記された標識に従い、人工林の中の登山道を登って行く。まもなく前方に突っ立ている大岩が目に飛び込んできた。大岩には注連縄が架けられ「天之御柱」と文字が刻まれている。側には「天之御柱」の謂れが刻まれた石碑が建っているが、文字が汚れていて解読しずらい。大岩の裏側の下には祠が祀られている。


                     大岩には天之御柱と文字が刻まれている

裏側から見上げる大岩は天高くオーバハングしていっそう迫力がある。どうしてこのような岩ができたのか自然のなせる造形に見とれる。大岩の上部に生えている木の根が大岩にへばりついて地上まで達しており、木の生命力に感心したりしながら人工林の中を登りつめて行く。稜線に出ると大小の岩が点在して重なる側を通過すると中継施設のある頂上に着く。


                         山頂の標識と三角点

中継施設のフェンスの横を回り込むと、山頂標識と三角点とNTTの座標がある山頂に着く。山頂一帯は人工林であるが、南側は切り払われて見通しが良くなっている。眼下に野市町から南国市にかけての街並みが望め、その向こうに太平洋が広がった素晴らしい眺望が展開する。踏み跡を東に辿るとドリーネのような大小の岩が点在しており、北側斜面には大岩も見受けられた。


                          南側に視界が開ける

《コースタイム》 大豊インター 15分(車)→アクセス道入り口 15分(車)→登山口 15分→頂上
          頂上 10分→登山口 歩行時間 約 25分 
          登山道 整備されている 駐車場 登山口近くの中継施設の広場  難易度 1A345
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