四国山岳紀行 No308-050423 日妻山(ひづまやま) 236m △4(日津間) 
                              香川県高松市 地図 高松南部(南東)  山岳紀行トップヘ

日妻山は高松クレーターの南側にある山の一つである。高松クレーターは平成元年に金沢大学の重力異常調査チームにより、地下に眠る巨大クレーターが発見された。それは直径約4km、深さ約2kmに広がるもので、その内容には香川県の年間降水量に相当する、およそ20億トンもの地下水を蓄えていると推測される巨大なものである。その成因は約1500万年前に起きた隕石の衝突やカルデラ説、断層のくびれなどの説がある。


                       見性寺下の池の堤から登って行く

その南端には上佐山、実相寺山、馬山、日山などの富士型の山が隣り合わせに聳えていて、これらの山々が北側に広がる三郎池に映えて、この地方独特の景観を見せている。日妻山の登山口は東西にあるようだが、今回は西側の見性寺(けんしょうじ)前の池の堤から登って行く。


         頂上まで樹林の中の登り                        林間に咲くモチツツジ

登山道は最初はだらだらと右に大きく雑木林の中を進んで行く。高度が上がって南側に回りこんでから、折り返して西に向かって登って行くようになる。次第に傾斜がきつくなっていく。ときどき木の間越しに西側の実相寺山が高く聳えて見え隠れしている。あの山と同じ高さにならないと頂上に着かないのだと自分を励ましながら、汗を拭いつつ歩を進めていく。


                        頂上には四等三角点がある

頂上が近ずくに従い急になっていくのを感じながら、50分ほどで頂上に着く。頂上までほとんど見晴らしのない単調な登りの山である。頂上は平坦になっていて、あまり広くない中に四等三角点が佇む。脇の立木には、さぬき里山会の大きな山名板が掲げられていた。登山道は他に東からと南側から登って来ているのが確認できる。


         林間から北西に御厩富士                       見性寺から見た日妻山

期待していた眼下の三郎池方面はもとより、周囲は林で全く展望が無いので少し休憩して下山にかかる。頂上直下の木立の間から僅かであるが、六ッ目山などの御厩小富士が見えている。見性寺駐車場から眺めた日妻山は端正な形で聳えていた。

《コースタイム》 西側登山口 50分→頂上 40分→登山口 歩行時間 約 1時間30分 
          登山道 よく踏まれている 駐車場 見性寺   難易度 1A345
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