四国山岳紀行 No297-040201 高丸(たかまる) 587m △無
                  香川県観音寺市/愛媛県四国中央市 地図 豊浜(南西)  山岳紀行トップヘ


        林道から見た高丸(左ピーク)                     林道から見た法皇山脈

香川、愛媛県境に位置する高丸(587m)は金見山の東1.7キロにあり、名の如く高くて丸い山容をしている。ルートは香川、愛媛の両県からあるが、今回は愛媛県側の切山地区から登ることにした。切山地区には国指定の重文真鍋家があり、県道を切山地区の慰霊碑庭園前から生き木地蔵へ向かう道に入って行く。道は舗装されているが幅が狭く、運転に注意しながら進んで行く。間もなく生き木地蔵への下り道を右に見送って進んで行くと、林道改修記念碑の立つ分岐に着く。左へ進めば土釜神社方面へ林道が延びているが、まっすぐ進んで下って行くと下谷八幡宮上の宮に着く。



                       登山口の下谷八幡宮上ノ宮

周囲は欝蒼とした木立に囲まれた平家所縁の小さな社や祠がある。阿波から辿り着いた平家一門は安徳天皇を擁護しながら、この地で滞在した際、天皇の安全と一族の武運を祈願して祀ったといわれている。ここに車を置いて登山開始となる。橋を渡って林道を 50mほど行くと右に架かる橋を渡って沢の左岸を進んで行く。小さな谷を跨ぐとすぐ右折れして登山道に入って行く。道は植林の中をじぐざぐに高度を稼いで行くと新しくつけられた林道に出る。


                        林道を横切り稜線に向かう

この林道は前記の土釜神社方面から伸びてきた林道である。東にはこれから向かう高丸が稜線上に見えている。林道を横切って登山道は稜線まで続いている。植林が切れて松と自然林の混生する中を登って行く。足元にはシダが絡む事があるが道はよく踏まれている。小さなコブを越して痩せ尾根を通過して稜線道に出る。左へ向かえば金見山へ、高丸へは右に進んで行く。


                          544m峰の分岐点

稜線道は境界の石柱に沿って続いている。平坦な尾根道を進んで行くと境界線から離れて、道は小さなコブを左に巻いて登って行くようになる。この時期、北斜面には残雪が残っており、木立の間から北側に田野々の集落と高尾山が見えている。


         防火帯を登りつめると高丸頂上                 稜線から見る田野々の豊稔池

コブを巻き終わり再び境界杭に沿って進んで行くと544m峰の平らなピークに着く。ここは三叉路となっており、北へ田野々へ下る道が通じている。金見山へ1450M.高丸へ750Mの標識がある。高丸へは右にコースを取り少し下ってから、香川県側は桧の人工林で愛媛県側は自然林の痩せ尾根に変わり、そこを過ぎて急坂を登り切ると高丸の頂上に着く。


         高丸頂上より金見山を望む                    高丸頂上雲辺寺山分岐

周辺は林で眺望は無いが東側に少し開けて、こんもりと森に覆われた589m峰の向こうに、スキー場の雪を抱いた雲辺寺山が聳えており、ここから東へ雲辺寺山に向かうルートが続いているようだ。少し南側に進むと樹間の間からは、今歩いて来た尾根の奥に金見山と大谷山が見えている。最高点の林の中の松の木には登頂記念の名前を列記した板が掲げられていた。頂上を確認して往路をピッチを上げて下山していった。

《コースタイム》 切山慰霊碑前 10分(車)→下谷八幡宮 10分→林道出合 15分→小ピーク 10分→
          稜線分岐 20分→544m峰 20分→高丸 10分→544m峰 10分→稜線分岐
          10分→林道出合 10分→下谷八幡宮  歩行時間 約2時間  難易度 12B45
          駐車場 下谷八幡宮  登山道 よく踏まれている 
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