四国山岳紀行 No293-040107 黒戸山(くろとやま) 299m △4(黒戸山)
                     香川県多度津町/三豊市三野町 地図 仁尾(北東)  山岳紀行トップヘ


          皿池から見た黒戸山                         登山道からの眺望

黒戸山(299m)は香川県多度津町と三野町の境にあり、弥谷山の北側の海岸線近くに位置する。コースーからは眼下に広がる詫間湾の島々が望まれる。アクセスは新しく拡張された海岸線の県道21号線を、津島神社へ架かる海の橋の南の信号の交差点から、二車線の町道を南下して行くと、間もなく左側に送電鉄塔のある双峰の黒戸山が見えて来る。


         皿池の堤防に立つ記念碑                     突堤をつめて行くと登山口             

県道から 1キロほどで大きな堤の皿池に着く。眼前には池の上に大きく目指す黒戸山が聳えている。山腹から峰を越えて送電鉄塔が見えている。池の堤防に付けられた道を進んで行く。御影石の「皿池改修工事記念碑」が建てられている。池から100mほどで果樹園手前の広場に車を置く。登山道は広場の奥から畑沿いに進んで行くと、間もなく山腹に取り付いて権木の間を急登して行くようになる。途中岩肌の露出した斜面を越えて行く。権木の中の急登で息が上がりだす頃、整備された送電線鉄塔巡視路に飛び出す。


         送電巡視路は整備されている                   途中の分岐点にある道標

あとは巡視路をじぐざぐ登って行くと最初の鉄塔(No10)に辿り着く。鉄塔の下を潜って再び巡視路を峰に向かって進んで行く。高度が上がるにつれ、眼下に詫間湾とその周辺に浮かぶ島々が絵のように美しい。次の稜線の鉄塔手前から巡視路をはずれて、登山道は頂上に向かっているので、巡視路を真直ぐ鉄塔まで行かないように注意しょう。分岐には「黒戸山、見立へ」と書いた小さな手製の板標が木に結わいられている。


          西峰にある四等三角点                      頂上は林に囲まれている

権木帯の中を登って行くと、林に囲まれた空間に四等三角点があって眺望は無い。この時期、木々は落葉しているので、木の間越しに辛うじて北側の海岸線と、東側の雨霧山などが見える程度である。手製の「黒戸山299.3m」の山名標識と「見立不動院へ」と書かれた板標が結わいられている。見立不動院への道は林に埋もれて確認できなかった。眺望も無いので記念撮影をして往路を下山して行く。


         サルトリイバラの実が目に付く                  頂上にある見立てへの道標

巡視路からは詫間湾を眼下に見ながらの下りが続く。また先に登って来た貴峰山が西に三角錐の美しいシルエットで聳えている。その両肩の向こうに爺神山と山条山が重なる。眼下には登山口の皿池が日光を反射してきらきらと光っている。最初の鉄塔を過ぎて登山道との分岐に着いたが、そのまま歩きよい巡視路を下ってみることにした。巡視路は谷に向かって下っており、一旦谷まで下ると折り返して欝蒼とした谷沿いをだらだらと下って行く。


         西に貴峰山と爺神山、山条山                  眼下に広がる詫間湾と街並み

谷の途中まで下ると道は少し登りとなり、谷の向かい側の次の鉄塔に向かっている。果樹園の奥に通じるこの谷を下る道は無いようだ。次の鉄塔の下まで上り返すと眺望は開けて眼下に県道が見えている。支尾根の巡視路をそのまま下って行くと、キウイの実が所々に落ちているので見ると、中は見事にからっぽの皮だけである。烏などに突かれたのだろう。左側は果樹園のキウイ畑のようだ。道はなおもどんどんと下っており、次の鉄塔の立つ麓の畑まで下って、田んぼの側の川沿いの車道に出てしまった。


           貴峰山と皿池が光る                       皿池から黒戸山東峰

登山口の皿池の堤防より随分下に下っている。登山口の車を置いてある所まで引き返さなければならない。畦道を歩いたり皿池の堤防の階段を登ったりしながら、500mほど引き返して車の所まで戻った。分岐から巡視路を谷に下るとこのように遠回りになるので、やはり登山道を下った方が良いだろう。また良い道を選ぶなら少し遠回りになるが、この巡視路を辿って登っても良いと思う。

《コースタイム》 皿池上登山口 20分→巡視路 10分→No10鉄塔下 20分→頂上分岐 10分→
          頂上 5分→頂上分岐 20分→登山道分岐 20分→次の鉄塔 15分→車道 10分→
          皿池 5分→皿池上登山口 歩行時間 約 2 時間15分 難易度 1A345
          駐車場 登山口の広場 登山道 少し権木が絡む 巡視路は整備されている
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