四国山岳紀行 No267-030225 七宝山(しっぽうざん) 444m △1(高野山)
                        香川県観音寺市/三豊市  地図 観音寺(北西)  山岳紀行トップヘ

                         長い峰を連ねる七宝山

稲積山と七宝山は香川県西部の海岸近くに位置し、観音寺市の北側に大きな山塊を南北に横たえていて、これらの山塊を七宝連山と呼ばれている。地質的に見て屋島や五色台のような火成岩から成る山塊で、所々で黒茶けた溶岩の固まった岩塊が見られる。また稲積山の頂上直下には性質が異なる箱状青石も存在しており、複雑な当時の造山活動が想像される。今回はその稲積山から登ってみることにした。 ここまでは稲積山を参照


                     風呂小屋の間から稜線道に進んで行く

七宝山へは稲積神社の風呂小屋の前から東へ踏み後を辿って行く。すぐ小道は北に曲がってやや下り気味にトラバースしていくと、間もなく東に延びる稜線を下って行くようになる。下り始めて間もなく箱形をした岩石の露出した場所に着く。岩の上に立つと眺望が開けて燧灘や仁尾町方面とこれから向う七宝山の頂が望める。(現在はここまで東側から舗装された林道が延びて来ている。)


                    岩場に立つと仁尾方面と荘内半島が眼下に

南側右手に無線中継塔のあるピークが七宝山431m で、正面に見えるピークは高野山と呼ばれる三角点のある444m のピークである。箱状岩の連なる尾根を下って稲積山と七宝山とのコルから林の中の緩い尾根歩きとなる。稲積山からコルまで400m ここから次のピークまでは500m であるがピーク手前100m に分岐があり、左へ進み急登すると見晴らしの良い437m のピークに出る。ここは帰りに寄ることにして右にこのピークを捲いて進むと、新しく付けられた林道にとびだす。


         林を抜けると新しい林道がつけられている (現在は舗装されて稲積山直下まで延びている)

林道は稲積山に向かって付けられているようだ。ここからは無線中継塔の立つ七宝山431m が眼前に見えてくる。100m あまり進むと豊中方面から登って来た車道と合流する。右手に延びる広い車道を詰めると無線中継塔のたつ七宝山431m のピークであるが、残念ながら眺望も無く無線中継施設以外は何も無い所である。引き返して車道の交差点の所から437m のピークに向かう。


                    ここが七宝山のピークだが中継塔だけがある

よく踏まれた道を100m ほど登ると左に龍王神社への標識があり、20m 先に龍王神の祠が祀られている。標識から30m ほどで見晴らしの良いベンチの置かれた437m のビークに出る。ここからは眼下に燧灘と仁尾方面の眺望が素晴らしい。しばらく休憩して三角点のある444m のピークへ向かう。北に延びる笹の中の踏み跡を稜線伝いに進むと、何万年か前の火山活動の名残である風化した溶岩の固まった岩塊が所々に見られる。


         辿って来た稲積山のピークが見える               437mのピークにはいろんな標識が

先のピークから300m ほどでこの山塊の最高点の一等三角点のある444m のピークに着く。側には大きな金属製の水タンクがあって山の景観を損ねている。一般にはここが七宝山の頂上とされているらしいが先ほどのピークと違って見晴らしは無い。この山塊の検索を兼ねて稜線をさらに北へと進む。437m のピークからは踏み跡はしっかりしているが夏場は所々藪が絡んで歩き辛い所があるだろう。


                      444mのピークに一等三角点を確認

444m のピークから200m ほどで豊中方面から登って来た車道の終点にとびだす。ここから稜線は開けて見晴台となっており眼下に燧灘や仁尾方面の眺望が大きく開け、南側には豊中方面が見渡せる。北側に続く稜線の東側は整備されて遊歩道が付けられている。さらに北に続く稜線には幾つかのピークがあって志保山426m へと続いているが、これから先の縦走は次の機会にして来たコースを下って行った。


                      見晴台からの眺望は素晴らしい

《コースタイム》 高屋神社 30分→中宮駐車場 40分→稲積神社 10分→コル 15分→分岐 5分→林道
          10分→七宝山431m 10分→437mピーク 10分→444mピーク 10分→見晴台   
          駐車場 高屋神社10〜15台 中宮駐車場 軽5台 登山道 良い 難易度 1A345          ページの最初に戻る