四国山岳紀行 No259-021103 堂山(どうやま) 302m △3(星ヶ峰)
                             香川県 高松市  地図 白峰山(南東)  山岳紀行トップヘ


                    星ヶ峰頂上からは眼下に高松市街が一望

高松市円座方面から西を見ると、形の良い六ッ目山の南側に接して形を異にした山塊が堂山である。この山塊は四つのピークから成っていて、最高点の山頂は双峰となっており無線中継塔が建っている。今回は見晴らしの良い三角点のある南側の星ヶ峰274mに登ってみた。


                        綱敷天満神社前を左に進む

登山口は高松市西山崎町の国道32号線と県道178号山崎御厩線が交わる新西山崎という交差点から北に入り300m ほど行くと綱敷天満宮の道標の角から山手に向かうと正面に神社の鳥居がある。鳥居の手前から左へ車道を少し上りぎみに進んで行くと果樹園があり、角に「堂山登山道入り口」と書かれた道標があり綱敷公園上の墓地の下を真直ぐ進んで行くと道は行き止まりとなって奥に砂防堤が見えてくる。


                       神社前から登山道入り口に着く

ここに登山道の標識があって広くよく整備された登山道が上っている。入り口に杖が備えられたりして地元の里心が感じられる。広い登山道は高度を上げながらじぐざぐと登って行く。眼下には高松方面の視界がだんだんと開けてくる。樹林帯に入ると龍神の水という場所があって小沢の石垣の下から清水が出ているらしいが今は涸れていた。


        川沿いに小道を詰めると登山口                登山道途中の龍神の水

傾斜が緩くなると上下二段になった平坦な場所のベンチのある休憩所に着く。龍神の水からここまでは谷沿いの道なので、付近は桜や楓があって落ち着きのある場所だ。休憩所からは稜線のコルまで急な登りとなるので体調を整えて行こう。じぐざぐの急な登りはしんどいが所々の樹林の切れ目から、視界が開けて眼下に高松市外が広がる。


                       よく手入れされた登山道を行く

その向こうに屋島と五剣山が、手前に浄願寺山と石清尾山の山塊が佇む。高松西インターから新しい自動車道が東に向かって蛇のようにくねって延びているのが印象的である。稜線のコルに出ると稜線道が左右に分かれるが三角点のある274mの頂上へは左に向かう。右に向かえば無線中継塔のある堂山頂上の最高点であるが見晴らしは無い。


                      展開する眼下の眺望が素晴らしい

緩い階段状の坂を登り詰めるとぽっかりと眺望が開けて三等三角点と八大竜王権現の祠のある274mの頂上に出る。100u 程の広場からは遮るものが無く北から南西にかけての大パノラマが展開する。ただ残念ではあるが南から西にかけての樹木が成長してきており、この方面の視界が遮られつつある。


                       星ヶ峰頂上からは眺望が開ける

北側から南東側にかけての眺望は申し分なく、高松市街はもとより遠く三木町の白山を始め、さらに遠く東かがわ市の山々と県境の山並みが見渡せる。そして眼下の東讃平野の地形や街並みがぐるりと眺望できる自然の展望台でもある。これだけの自然の展望台である以上、戦国時代には見張り所としての機能を果たしていたに違いない。そんな事を考えながら広大な眺望を堪能して来たコースを下って行った。


                      北に六ッ目山から屋島まで眺望できる

《コースタイム》 綱敷天満宮 3分(車)→登山口 15分→龍神の水 5分→休憩所 15分→稜線 5分→
          274m 頂上 下りは約30分  歩行時間 1 時間10分  難易度 1A345
          駐車場 無し 登山口に1〜2台可能  登山道 整備されている
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