四国山岳紀行 No255-020822 岩黒山(いわぐろやま) 1746m △3(岩黒山)
                      愛媛県西条市/久万高原町 地図 筒上山(北西)  山岳紀行トップヘ


          南側から見た岩黒山                        東側から見た岩黒山

8月も下旬に入ったとはいえ四国はまだ真夏である。かろうじて朝晩は秋の気配がして涼風を感じるようになる。四国の山を登り始めて40年もなるが、石鎚山脈から南に派生する岩黒山や筒上山には幾度か登っているが、その先端の手箱山にまだ登る機会が無かったのが自分ながら不思議であったが、思い切って岩黒山から筒上山を経由して手箱山へ縦走することにした。


                         駐車場前から岩黒山へ

もちろん登山口は土小屋駐車場からである。川之江を朝5時に出発、国道11号線を西条まで1時間さらに194号線を南下して旧寒風山トンネルまで30分、ここから瓶ヶ森林道を1時間かけて土小屋まで向かう。登山口の駐車場に着いたのが7時30分。意外と時間がかかる。駐車場は朝早いので車は他に1台だけである。


                        登山口から石鎚山が見える

準備を整えてすぐ前の登山口から歩き始める。登山道は良く整備されていて歩きよい。少し行くと分岐があって道標に従い左にとって岩黒山に向かう。モミと広葉樹の林を抜けると視界が開けて西側に石鎚山の鋭峰が聳えている。


                      モミ林に混じって五葉松も見られる

東には西側に岩壁を懸けた瓶ヶ森が素晴らしい。笹原を上りきると道は緩くなり、見事なモミの林を行くようになる。小さなコルを越えて岩場の尾根を東にトラバースしながら進んで行く。頭上から覆い被さるような大岩の下の道端には季節の草花も多い。


         東側斜面には草花が多い                     開花の終わったヤマアジサイ

この時節、ヤマアジサイ、アキノキリンソウ、ヤマハッカ、テンニンソウなど数多く見られる。岩場の下を捲いて西側の稜線に回り込むと、視界が開けて丈の低いシコクミヤマザサの中をワンピッチで頂上に着く。頂上からは遮るものが無く360度の眺望が展開する。


         よく目立つムシカリの実                         岩黒山頂上は近い

振り返ると北西に石鎚山から堂ヶ森にかけての山塊、さらに西に遠く大川嶺から県境の山並がどこまでも続く。正面南にはこれから向かう筒上山と手箱山の大きな山塊が迫る。北東には伊吹山の平らな尾根の向こうに瓶ヶ森から東に続く県境の脊梁山脈がダイナミックに聳える。


                       山頂からの眺望は素晴らしい

北には瀬戸内海燧灘、南に遠く高知湾の果てに室戸岬までもが見えている。雄大な眺望の去りがたい岩黒山の頂上だが次の筒上山へと向かう。

                       山頂を後に筒上山へと向かう

《コースタイム》 土小屋登山口 1時間→岩黒山 30分→丸滝小屋 1時間30分→手箱越え 10分→
          鎖場 20分→筒上山 15分→手箱越え 1時間→手箱山 35分→手箱越え 55分→
          丸滝小屋 50分→土小屋駐車場  歩行時間 約8時間   難易度 1A345
          駐車場 登山口に約200台 登山道 整備されている
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