四国山岳紀行 No247-020601 日山(ひやま) 192m △4(日山)
                             香川県高松市 地図 高松南部(南東)  山岳紀行トップヘ


                       三郎池に浮かぶような日山

日山は高松市南部の三谷町に位置して麓の三郎池に映す姿が美しい。有名な讃岐の溜池は、満濃太郎、神内次郎、そしてこの池三谷三郎である。堤防の上に駐車場が有り、短時間で気軽に登れる山としてコースが整備されている。道路を隔てた藤棚のある登山口から登って行く。


          三郎池下の登山口                         ゆったりした遊歩道

「未来に続く夢の道、サクラロード」とある。名前のように道沿いには若い桜が育っていて、道は広く良く整備され、ゆったりとしていて歩きよい。手前の小日山(こひやま)を左にトラバースしながら徐々に高度を稼いで行く。道脇にはこの時節に咲くヤマツツジ、トラノオ、ヒメジオンなどが目に留る。


                           道脇に咲くヤマツツジとオカトラノオ

高度が上がるに従い視界が開けて北側に由良山や屋島が望めるようになって来ると、東屋のある小日山の頂上に着く。小日山の頂上は公園状に整備されていて、眼下に高松市街や三郎池、東から南にかけての山々が眺望できて開放的な場所である。



                        小日山頂上からの眺望

チュンチュンと小鳥の声が近くで聞こえるので振り向くと、東屋の屋根下が雀のお宿になっているようだ。道はここから稜線を西に進んで日山とのコルに下って行く。ここは西田井や竹林方面から登って来た道と交差しているが、真直ぐ進んで日山に取り付く。


         コルは四差路となっている                     ロープが張られた急坂

コルからはしだいに岩交じりの急な坂道となるが、途中の急場には幾筋もロープが張られているので初心者も安心だ。急坂に一汗流すと注連縄の張られた石柱門を構えた立派な構えの祠と、その後ろに東屋展望台がある日山の頂上に着く。


         頂上は展望所と祠がある                      頂上にある四等三角点

頂上は余り広くないが平になっていて中央に4等三角点がある。南から西にかけては林のため視界が遮られているが、北から東の眺望は素晴らしい。眼下に高松平野の中にポツンと山肌を抉られた由良山が島のように佇む。その向こうには五剣山から屋島、更に霞む瀬戸に女木島が浮かぶ。目を東に転ずれば東讃岐富士と呼ばれる白山(しらやま)が、その端正な形で目を引く。


        東の眼下に三郎池と上佐山                    西に小富士三兄弟が見える

西側に下っている道を50m ほど先へ行けば西側の視界が望める。六ッ目山を中心とした小富士三兄弟が仲良く峰を並べているのが印象的だ。暫らく眺望を楽しみ来たコースを下って行く。急坂を登っているときは背後で気が付かなかったが、南の眼下に三郎池と日妻山が美しく映えていた。

《コースタイム》 三郎池登山口 15分→小日山頂上 5分→コル 20分→頂上 15分→小日山頂上
          10分→三郎池登山口 歩行時間 約1時間  難易度 1A345
          駐車場 三郎池公園 約25台  登山道 整備されているが急坂あり
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