四国山岳紀行 No177-990918 六ッ目山(むつめやま) 317m △無
                                香川県高松市 地図 白峰(南東)  山岳紀行トップヘ


        農場試験場上から(中央が六ッ目山)            西側の六ッ目池から見た六ッ目山

香川県には冨士型の形の良い山が多くあり、その中で讃岐七冨士と呼ばれる中に六ッ目山がある。山名は山麓の六ッ目地区の名前から来ており、御厩(みまや)富士とも呼ばれている。ポピューラな山ではないがその形は本家の飯野山に劣らず秀麗そのものである。高松市の西端、国分寺町との境に美しい端正な形をした三つの山が仲良く並んでいる。その中の南側に最も高いのが六ッ目山である。


        登山口からは眼下に高松西インター                 鉄塔巡視路を登って行く                  

標高 317m の六ッ目山は全山樹林に覆われ豊富な林層を醸し出している。登山口は近くの高松西インターから側道に入り、側道から山側に入る舗装道を入って行くと、山側に送電鉄塔が建っているので、道幅が広くなった所 (付近は家電品やベットなどの不法投棄物が目立ち、住民のモラルが問われる) から鉄塔に通ずる山道に入って行く。


                       最初の鉄塔の下を潜って行く

スズタケの中の急坂を登って行くと間もなく鉄塔の真下に着く。鉄塔の下を潜り抜けて左側へ向かう保線路に入って行く。人工林を抜けると自然林の中の平坦な道を進んで行く。自然林の中には根元から幹別れした見事なシラカシの大木などが目に付く。平坦な道を詰めて行くと次の鉄塔の下に出る。保線路は真直ぐ続いているが頂上へはここから右の踏跡に入って行く。


       森林帯の中の巡視路を進んで行く                次の鉄塔下から巡視路を離れる

登山道は無いので踏跡と赤テープの目印を頼りに、蜘蛛の巣を払いながら真直ぐ直登して行く。登るに従い急坂になって積もった落ち葉と共にずり落ちることしばしば、この山は昔は松林だったのだろう、朽果てた松の倒木が目立ち、この山もすっかり広葉樹化しており、時代の流れが感じられる。第二の鉄塔から30分ほどで東側から登って来た尾根の合流点に出ると、踏跡は平坦になり頂上は近い。


          森林帯の中を直登して行く                    頂上は見通しが利かない

時々樹林の間から南西方向の視界が垣間見られるが、カシやクヌギなどの広葉樹に覆われて殆んど視界が遮られている。少し広くなった山頂には転石が多く三角点も無い寂しい山頂である。視界が無いので早々に往路を下って行く。最初の鉄塔まで下ると北側に眺望が開ける。


                        最初の鉄塔下からの眺望

眼下に御厩池、その左には岩山の伽藍山と狭箱山が仲良く並び、奥に五色台の山並、右に目を移せば高松市街が広がる。この山は登る人も余りいないのだろう。登山道も標識も無いが讃岐七富士の一つに登れたという、それだけに登りがいのある山であった。

《コースタイム》 高松西インター 5分(車)→登山口 5分→第一鉄塔 20分→第二鉄塔 30分→稜線
          5分→頂上 30分→登山口  歩行時間 約 1 時間30分 難易度 123C5 
          駐車場 登山口の路肩に 登山道 第二鉄塔までは保線路で良い
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