四石山岳紀行 No173-990417 石清尾山(いわせおやま) 233m △4(石清尾山)
                            香川県高松市   地図 高松北部(南西)  山岳紀行トップヘ


                市街地の中にある峰山の石清尾山(左端)と浄願寺山(右)

高松市街の西方に横たわる、峰山の北側に位置するのが石清尾山233mである。この山は高松市街の中心に近いところから、市民の憩いの場となって親しまれている。一帯は峰山と呼ばれ、石清尾山233m、稲荷山166m、室山200mなどで成り立っている。その一角を成す石清尾山は4世紀から7世紀にかけて造られた 200基あまりの古墳群があり、全国的にも有名になっている。


                          積石塚古墳の姫塚

この山は昔は赤塔山と呼ばれ、東に尾根が張り出した末端に小山が有り、大きな山の尻尾のように見えたので亀尾山(41.3m)と呼ばれた。平安時代延喜の頃、この山に石清水八幡宮が勧請され、石清水と亀尾が合体し、山全体を石清尾山と呼ばれるようになったという。頂上直下の峰山公園まで車で入り、先ず姫塚などの古墳群を観察するのも良い。車で登る場合は栗林トンネル北口から入るか、市民病院前からのコースを取る。公園までは住宅や別荘などが建ち並んで、山に来たという感じがしないのも、やはり市街地の中の山であろうか。


                        姫塚付近には松林が残る

姫塚は昭和60年に史跡として国の指定を受け、古墳の代表的な前方後円墳の積石塚であり、石清尾山古墳群の中でも石船積石塚とともに、最もよくその形状を保存している古墳である。古墳の全長は約43m 高さは約3.6m で首長の娘の古墳であるという伝承から、姫塚古墳と呼ばれている。 公園の手前 250m の駐車場に車を置いて、頂上下の公園の中を通って展望台のある頂上に向かう。


           公園を通って山頂へ                        横穴式石室の古墳

花が終わったばかりの桜並木の中を登って行く。左手に遊具のある公園の中に入ると、横穴式石室のある13号古墳に着く。円墳盛土墳で古墳の直径は9m高さ約1.5m、内部は全長4.2m 以上の横穴式石室で現在は天井石がなくなっている。調査で多くの埋葬品(土師器・須恵器・鉄製品)が出土しており、これらは古墳時代の終わりの頃、6世紀末から7世紀半ばにかけて造られており、数多く分布しているこの時代の古墳の代表的な形式のものである。



          公園の中を山頂に向かう                      山頂には展望台がある

ツツジの咲く間を通り抜けて行くと間もなく頂上の展望台に着く。展望台の南側の笹の中にこの山の三角点がある。展望台からの眺望は素晴らしく、西には先ほど登って来た勝賀山、そして眼下には高松市街が広がり、瀬戸内海に島々が浮かぶ。東には屋島が特微のある形で横たわる。


                       三角点は展望台の南側にある

他の山では見られない市街地を眼下にした眺望を楽しもう。高松市街に近い勝賀山は中世の戦国時代の砦となった山、そして石清尾山は古墳群の山として有名である。



                       展望台から眼下に高松市街

《コースタイム》 栗林トンネル北口 7分(車)→姫塚 3分(車)→第三駐車場 5分→13号古墳 5分→
          頂上展望台 10分→第三駐車場  歩行時間 約 20〜30分 難易度 @2345
          駐車場 第一から第四まで有り 登山道 整備されている
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