四国山岳紀行 No164-981129 正善山(しょうぜんやま) 1229m △無
                             徳島県美馬市  地図 阿波川井(南西)  山岳紀行トップヘ


                          山頂からの眺望

正善山は徳島県穴吹川の奥に膨大な山容で聳える。頂上近くまで植林されているが尾根筋は広葉樹林が残され、秋ともなれば針葉樹の緑との美しいコントラストを見ることができる。この山へは役場のある川井から尾根筋を登るのが一般的であったが、平成5年に西側の杖立峠への林道が開通して気軽に登れるようになった。


                        古宮橋から杖立線に入る

杖立峠へは穴吹町宮内からと木屋平太合からの林道が延びている。今回は北側の宮内から杖立峠へのコースをとる。穴吹町から国道429号線を20キロほど遡ると古宮に着く。古宮橋を渡り右に折れて500m ほど行き、右の橋を渡らずに真直ぐ進んで三分岐を左に杖立線コースに入る。


                        開通記念碑の立つ杖立峠

暫らく行って次の分岐を左に橋を渡って藤原、平谷方面に進む。途中左へ藤原集落に向かう分岐を見送って真直ぐ進んで行き、植林帯の中を高度を稼いで行くと広い杖立峠に着く。峠には林道杖立線開通記念碑があり、その前が登山口となっている。


           杖立峠からの登山口                       落葉松林の中を行く

標識に従って林の中へと分け入って行く。最初は薄暗い植林の中を行くが、間もなく明るい落葉松林の中を行くようになる。落葉松林を過ぎると広葉樹と松が混じった尾根歩きとなる。最初のピークを登りつめると標識があり、植林と自然林の交互する中をアップダウンを繰り返しながら進んで行く。


         なだらかな自然林の中を行く                   ジャンクションピークの三角点

岩の多い1186m のピークを過ぎると、後はなだらかな自然林の中の尾根歩きとなり、間もなく三角点のあるジャンクションピークに着く。ジャンクションピークからは南側の切り開けからの眺望が素晴らしい。眼下に紅葉の樹海、その向こうには天神丸や剣山の山塊が大きく聳える。



                    ジャンクションピークから剣山と紅葉の樹海

ジャンクションピークからは左の尾根を北に詰めて、笹の中をピークを左に巻きながら尾根に出て、急坂を登りつめると正善山の狭い山頂に着く。頂上からは木立の間から東から南東にかけて眺望が開け、高城山や雲早山、東宮山、焼山寺山などが見渡せる。頂上付近は原生林が残り、雄大な眺望を眼下にしながら往路を下って行った。


                       山頂の樹木の間から東の眺望

《コースタイム》 脇町インター15分(車)→穴吹 50分(車)→古宮 50分(車)→杖立峠 50分→
          ジャンクションピーク 30分→正善山 1 時間20分→杖立峠  
          歩行時間 2 時間40分 難易度 12B45
          駐車場 峠の広場 登山道 よく踏まれているが迷いやすい地点有り