四国山岳紀行 No163-981122 友内山(ともうちやま) 1073m △3(友内山)
                       徳島県つるぎ町/美馬市  地図 阿波古見(北東)  山岳紀行トップヘ


                       端山登山口から見た友内山

友内山1073m は美馬市貞光とつるぎ町穴吹の境にあり、吉野川方面から見ると貞光川の奥にピラミダルな山容で聳えており、それと判る山である。登山口は貞光から貞光川に沿って国道 438号線を7キロほど行くと端山郵便局があり、その先に登山口の大きな看板がある。登山口からはそれと判る友内山が大きく奥に聳えているのが見える。


         国道から離れて左へ行く                       友内神社から登って行く

そこから林道長瀬線を更に7キロほど行くと友内神社に着く。途中道路は分岐が多く判りづらい所があるが、しっかり地形を確認しながら友内神社を目指して行くとよい。登山口から6キロで一の鳥居に着く。友内山が眼前に近ずいて来ると友内神社は近い。やがて広い石段の上に立派な社が建つ友内神社(祭神は天日鷲命)に着く。


                        神社右横から登山道が始る

登山道は社殿右側の小道を登って行く。入り口には杖立に木の杖が備えられていて親切である。地元の人のこの山に対する思いやりが伺われる。登山道は最初はよく手入れされた植林帯の中を急登して行く。植林帯を抜けると道は幾分なだらかになり、(現在は友内神社前から延びて来た林道を横切って)広葉樹林の中を行くようになる。


          人工林の中を登って行く                      自然林が爽やかである           

広葉樹に混じって赤松の大木があって天高く枝を広げている。その向こうには見事に黄葉したミズナラの大木が素晴らしい。落ち葉の積もった登山道は右にカーブして、急坂を登りつめると第一休憩所に着く。ここからは北側に眺望が開け、阿讃山脈の竜王山や大川山が望まれる。眼下に吉野川を挟んで貞光や美馬の街並みが箱庭のようである。


                        第一休憩所からの眺望

第一休憩所からは稜線を暫らくつめていく。道は次第に急になりながら植林帯に入ってじぐざぐに高度を稼いで行く。植林帯を抜けて急坂を登り切ると第二休憩所の前を通過する。自然林の稜線をつめて急坂を登りつめると頂上の肩に出る。壊れかけた第三休憩所があり、ここからは南側に視界が開けて、剣山方面の山々が眼に飛び込んで来る。


                         山頂から南側の眺望

頂上には友内神社の奥社高千穂神社があり、その裏側に三等三角点と山名標識がある。頂上付近は大きな樹木に囲まれて眺望は良くない。第三休憩所まで戻って西側から南側の眺望を楽しむとよい。南西側には志貴岳、津志嶽、黒笠山に至る山塊がダイナミックに迫り、南側には八面山からその奥に剣山が眺望できる。


                         奥社の後方に三角点

東側の眺望は帰途の登山道から、半平山の向こうに高越山や奥野々山が林の間に望める。友内山は木綿間山、高千穂神山、伊宇内山、忌部山、麻植山、友落山などとも云われ、万葉集に木綿間山と読まれていたことから古くから開けた歴史のある山だったようである。

《コースタイム》 美馬インター 10分(車)→貞光 15分(車)→端山 20分(車)→友内神社
          1 時間20分→友内山 50分→友内神社 歩行時間 2 時間 難易度12B45
          駐車場 友内神社 登山道 整備されている 
ページの最初に戻る