四国山岳紀行 No161-981121 前山(まえやま) 643m △3(前山) 
                             香川県綾川町 地図 讃岐塩江(北西)  山岳紀行トップヘ


                        アクセス道から見た前山

高松市から南に20キロ渓谷美で知られる、柏原渓谷の北側に位置する前山は、讃岐山脈の前側にあることから名付けられたと言われている。国土地理院の地図に登山道が描かれていない事があって、地元の人以外殆んど登る人もなく不遇を託っている。


         登山口の反対側に小さな祠                     沢を渡ると登山道に入る

この山へのアクセスは国道 193号線の塩江温泉に向かう途中の、柏原渓谷案内板のある西谷口から入り、桜の名所奥野を過ぎて分岐を右に取り、相津方面へと向かう。小さな峠を過ぎると相津の集落に着く。道路の右側に小さな祠があり、橋を渡るとすぐ左の舗装された農道を詰めて行く。間もなくこれから登る前山が迫って来る。


        下の滝は高さ10mほどの滝                     上の滝の側に休憩所がある

500mほどで農道が切れると小さな浅い沢に突き当たる。ここに登山道の道標があって沢を渡ると、登山道の登りとなる。舗装された登山道を少し登り小さな滝神社の木の鳥居を潜ると、右側の沢に10m ほどの滝があり水しぶきを上げている。


         上の滝の手前から取り付く                     空沢を渡って左岸を登る

更に舗装された登山道は滝の上へと通じている。その上にも5m ほどの滝があり、左岸に休憩所があって側に竜神の祠が祀られている。滝から少し引き返して登山道に入って行く。シダの茂る踏跡を行くと植林帯に変わり砂防突堤の上の広い沢に出る。沢を横切り向かい側の左岸の植林帯の中を登って行く。


                        植林帯を過ぎて右岸に渡る

暫らく植林の中を進んで行くと再び先ほどの沢の上流に出て右岸に渡る。右岸の植林帯の中を沢沿いに進んで行くと、間もなく植林帯から抜け出るが、夏場に茂った草木でここから道は不明瞭になるので注意を要する。シダの茂る急坂を登りつめると支尾根に出る。支尾根からは緩やかな道を暫らく進んで行く。


           シダが茂る中を登る                       自然林の稜線を行く

道は少し急になると稜線の峠に着く。南側の柏原渓谷方面に下る道と、右へ西峰に向かう道があるが、前山の頂上へは左に広葉樹林と松の混在する中を進んで行くと、10分程で三角点のある頂上に着く。周囲は林のため眺望はない。暫らく休憩して往路を下って行く。


          山頂は林の中眺望はない                      桂の見事な紅葉

広い落ち葉の積もった尾根の下りはルートを外しやすいので注意しながら下ろう。この山の南側には渓谷美で知られる柏原渓谷があり、キャンプ場や西日本最大のペンションマウンテンドームなどがあり、深く削られた渓谷は独特の渓谷美を見せているので立ち寄るとよいだろう。



                        奇岩の渓谷の柏原渓谷

《コースタイム》 西谷口 20分(車)→相津 10分→登山口 5分→滝 10分→砂防堤沢→15分→沢上部
          15分→支尾根 10分→峠 10分→頂上 50分→相津 歩行時間 約 2 時間 
          登山道 途中荒れている箇所あり 難易度 12B45
          駐車場 農道入口に2台ほど
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