四国山岳紀行 No155-9811132 笠形山(かさがたやま) 762m △4(笠形) 
                                香川県満濃町 地図 内田(北東)  山岳紀行へ



                   長い峰を並べる笠形山(三角点は中央のピーク)

香川県琴南町の土器川を遡ると右に大きく聳える大川山を挟んで、その左側に少し小振りの山塊が近ずいて来る。阿讃山脈前衛の山の笠形山である。笠形山は綾川町と満濃町の境にあり、柏原渓谷の南側に位置している。単一の山を示すのではなく、名前のない数個のピーク一帯を総称している。762mのピークに三角点があり、ここを山頂としている。


       琴南町中央公民館からの笠形山                   大川山登山道からの笠形山

登山口は林業用の道が多くあり、登山道を外す危険性があるので注意が必要である。今回は国道 438号線脇の琴南中央公民館前を過ぎて、下皆野のバス停より左へ県道39号線を少し入った所に、川東上集落の皆神社がある。神社の手前の石垣の民家と墓地の間の小道が登山口となっている。


         登山口近くにある皆神社                      登山口ここから登り始める

小道は間もなく大きな砂防堤の右を登って行くようになる。薄暗い林を抜けると眼前にこれから登る笠形山の主峰が眼に飛び込んで来る。テレビ共同アンテナケーブル沿いに山道をコルまで進むと、左奥の小高い所に建てられた共同アンテナが目につく。コルから真直ぐ下るとすぐ大規模林道に出てしまうので、右側の稜線に取り付いて尾根道を行く。


         目指すピークが見えてくる                      赤松の丘からの眺望

辺りは赤松が多く途中開けた所があり、小高い丘からの眺望が良い。北から西にかけての讃岐の山が広がり、向かいには大川山が大きな山容で聳えている。登山道はしだいに薮が多くなると分岐が現れる。分岐を左に取って稜線の左側を詰めて行く。登山道は植林帯から分岐を右に入り、大規模な崩壊跡の上を進んで行く。


        大規模崩壊場所を通過する                      西に大川山が見えている

植林帯を抜けると広葉樹林に変わり少し薮の多い道となる。広葉樹林が深くなり樹林の間から笠形山のピークが見えて来ると稜線のコルは近い。道端には残り咲きの秋の草花が寂しそうに咲いている。登山道は稜線の北側を巻きながら、小さな沢を二つほど横切って稜線のコルまで続く。登山口から1時間20分ほどて最高点直下のコルに出る。


         稜線のコルに出て頂上へ                      コル手前の自然林を行く

コルには大きな赤松があり天高く枝を広げている。コルから左へ稜線を詰めて行くと10分ほどで三角点のある頂上に着く。周辺は林に囲まれて見通しが全く利かない。この山は登る人が少ないのか、登山道は下草や薮が多く歩きにくい所が多く、また枝道が多いので下山のときは、特に慎重に往路を下る注意が必要と想われる。


         頂上は林で眺望はない                        四等三角点を確認

《コースタイム》 皆神社 20→コル 15分→分岐 10分→植林入口分岐 35分→稜線コル 10分→
          頂上 1 時間10分→皆神社  歩行時間 約 2 時間40分 難易度 12B45
          駐車場 登山口の路肩に 登山道 荒れている