九州山岳紀行 No004-980503 釈迦ヶ岳(しゃかがだけ) 1231m △1(釈迦ヶ岳)  
                    大分県日田市/福岡県八女市 地図 豊後大野(南西) 山岳紀行トップヘ




釈迦ケ岳(1231m) は、大分県日田市と福岡県八女市(旧矢部村)の境に位置し、福岡県の最高峰でもある。英彦山の登頂を果たした私達は登山口のある前津江へと車を走らせる。道路地図のハイランドパークが目印となる。県道から中津市山国町に出て国道 212号から日田市に入り、大山川に沿って南下する。日田市大山町に入って給油所でハイランドパークへの道順を教えてもらった。

県道9号線を赤石川に沿って南下し、前津江に向かい県道の終点がハイランドパークになっているという。釈迦ケ岳へはそこから車道を右につめて一番奥の雨量観測所のある所まで行けば頂上はすぐらしい。ガイドブックには椿ガ鼻ハイランドから山頂への登山道が記されている。1時間30分ほどの登りかと思われる。




迷うことなく無事椿ガ鼻ハイランドへ到着した。高原状のレジャーエリアはオートキャンプ場になっており、多くのキャンパーで賑わっていた。林道の入り口に登山口があったが私達は車で林道を詰める事にした。山肌を削って付けられた車道は、ローギャーでも苦しいほどの急坂でスピードが出せない。
エンジンがオーバヒートするのではないかと思うほどの急勾配の林道を詰めて行く。途中ビークがあって鉄塔が建っていたのでもしやと思い登ってみたが違うようだ。引き返して更に林道をつめて行くと大きな建物のあるピークに辿り着いた。




建設省の立派な雨量観測所施設である。周囲は展望台にもなっていて、ベンチやテーブルもある。ここは普賢岳と呼ばれていて標高1232m で釈迦ケ岳より1m ほど高い。九州北部の山々が見渡せる非常に展望のよい場所だが、今日は薄くガスっていて視界が利かない。近くにあるはずの釈迦ヶ岳も全く見えなく、登山口の方向がわからないので歩いて来た登山者に聞くと、ここから少し下って行って登り返すと10分ほどで釈ヶ岳の頂上だそうだ。釈迦ヶ岳は目の前にあるのに見えぬが仏である。小さな鞍部まで降りて鎖の懸かった急坂を登り返すと釈迦ケ岳の山頂に着く。車道から距離が短いので登ったと言うほどの感じが湧かない。




狭い山頂には名前の通り釈迦如来像が鎮座している。その前に一等三角点が有り、その西側がすばっと切れ落ちていて、非常に高度感がある。釈迦像の前で写真を撮るときは、あまり後ろに下がると虚空の人となるので注意が肝心だ。ガスが切れ眼下に樹海が広がって津江の山並が重なり、奥八女の自然景観の眺めがすばらしい。



山一帯は筑紫熔岩(火山岩)が広い範囲に分布している。この山並は約 200万年前に火山活動により、地下から噴出して形成されたという。私達は福岡県の最高峰に立ったという満悦感もそこそこに、次の目的である宮崎、熊本県境にある向霧立国見岳に向かった。          国見岳へリンク

《コースタイム》 椿ヶ鼻ハイランドパーク 30分(車)→普賢岳展望所 10分→釈迦ヶ岳 10分→
          普賢岳展望所   歩行時間 約20分 難易度 @2345
          駐車場 普賢岳展望所駐車場 登山道 整備されている 
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