四国山岳紀行 No140-980405 笠ケ峰(かさがみね) 560m △3(笠ヶ嶺)
                     香川県東かがわ市/さぬき市 地図 三本松(北西)  山岳紀行トップヘ


                        秀麗な形で聳える笠ヶ峰

笠ヶ峰は大川、白鳥の両町の境にあり、笠のような秀麗な姿で聳えている。登山口は県道 2号線を大川ダムを越えて日下(くさか)峠を下って行き、ガードレールのある山側へ登って行く細い車道を200mほど進むと、一軒の農家があってその前を通り過ぎた所に登山口がある。


                        県道から左へ細道に入る

沢沿いの入り口には小さな笠ヶ峰と書かれた道標があり、軽自動車の通れるくらいの細い道が沢沿いに奥に延びている。この道は今は利用されていないのか草が茂り荒れていて、もう何年も車の入った形跡がない。そんな道筋にはキジムシロやハルリンドウが多く咲いている。


                      一軒の農家を過ぎて林道に入る

進むにつれ両側は次第に竹薮となり、倒れた竹が道を塞いでいたりして、欝蒼とした中を進んで行くと道は細くなり、小沢に架かる小さな丸木橋を二つ渡るとガレ場の沢に突き当たる。そこから桧の植林の縁の長い急坂を辛抱強く稜線まで登って行く。稜線からは左へ急な火切り道を進んで行く。


                      道脇に咲くキジムシロとハルリンドウ

道が緩やかになり無線中継施設の横を過ぎると頂上は近い。欝蒼と茂る常緑樹の間の稜線道を進むと、突き当たりに小さな祠が祀られて、その後ろに山頂標識がひっそりと立てられており、ここが笠ヶ峰の頂上となっている。


                        竹林を過ぎると丸木橋を渡る

周りは大きな木々に視界が遮られて、僅かに木立の間から阿讃山脈が見えており、西側に檀特山の向こうに女体山の山塊が望める程度である。この山は地元の人以外は忘れられた存在で、昔は地元では正月や祭りには酒などを持参して、頂上の祠に参拝していたそうだが今はそれも廃れている。


                        尾根道を詰めると山頂に着く

笠ヶ峰の麓には五名ダムや大川ダムがあり、桜の季節にはダム湖畔は花見客で賑わう。そんなダム湖にひっそりと影を落としている笠ヶ峰が印象的であった。


         静かに水を湛える大川ダム                        山頂の標識

《コースタイム》 登山口 20分→沢 20分→稜線コル 15分→中継塔 10分→頂上 10分→中継塔
          10分→稜線コル 15分→沢 20分→登山口  歩行時間 約 2 時間 難易度 12B45
          駐車場 無し 登山口の路肩に 登山道 整備されている
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