四国山岳紀行 No121-970924 大高見峰 (おおたかんぼう) 504m △2(鷹見坊山)
                      香川県丸亀市/綾川町/満濃町 地図 滝宮(南西)  山岳紀行トップヘ


                       栗熊方面から見た大高見峰

大高見峰(504m) は香川県丸亀市/綾川町/満濃町の境界にあって、北側から見ると台形の特微のある形をした山で、頂上には高見峰神社が祀られており、地元の信仰を集めている。この山の登山道は幾つかあるが、今回は琴電栗熊駅東側から延びる車道を真直ぐ登山口へと進んで行く。


                       広場から林道を進んで行く

林道の途中広く整地された所が大高見峰の登山口で、周辺の地形図の看板とこの山の説明板が立っている。説明版によると大高見峰は、おおむね花崗岩によって構成されており、山頂部にわずかに讃岐溶貸安山岩がみられる。


         林道の終点に登山口がある                      広場にある説明版

植生はアカマツ林であるが、中腹から山頂部にかけて広葉樹林化しつつあり、シラカシ、コナラ、ハリギリ、ヤマザクラ等が見られる。なおクチナシの群落も見られる。また、ハチグマ、ホトトギス、サンコウチョウ等、鳥類が豊富で、哺乳類のムササビも成育しているとある。


                       道筋には季節の草花が咲く

登山道は軽四輪車が通れるほどの林道を谷川沿いに進むと、500mほどで道が切れる。そこから右へ丸木橋のかかった沢を渡ると急な登りとなる。この時期、道端には季節の草花が多く咲いている。ハナタデ、ミズヒキ、ヤマホトトギスなどが目に留まる。


        稜線までの道は荒れていた                      稜線道を頂上へ向かう

あまり整備されていない薮の被った急なじぐざぐを繰り返して、30分ほどで小高見峰との稜線のコルに出る。ここから道は左へ尾根通しに進み、送電鉄塔の下を潜って雑木林の中の尾根道を行く。欝蒼とした樹林が切れて前方が明るくなると、三角点の立つ頂上に着く。


                        頂上入口にある三角点

広い台地の頂上一面に背丈以上のスズタケが生え茂っていて、全く見通しが利かない。頂上の東端には高見峰神社があるが、ここからはトレースの跡もなく、薮を掻き分けて少し進んでみたが、猪の巣のようなヌタ場が数多くあり、前進不能となったので三角点の前で記念撮影を済ませて早々に下山に移る。


                         登山道途中からの眺望

下山途中の林の開けた所からは、讃岐富士の飯野山や城山、その向こうには瀬戸大橋がよく見え、絵のような風景が展開する。この山は地元の人には 「たかんぼうさん」 と呼ばれ親しまれている。もう少し登山道を整備してほしいと思いながらそんな大高見峰を後にした。(最近は整備されている)
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《コースタイム》 広場登山口 10分→登山道 25分→稜線コル 5分→鉄塔 10分→頂上 40分→
          登山口 歩行時間 約1時間30分 難易度 12B45
          駐車場 登山口に広場あり 登山道 急坂あり
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