四国山岳紀行 No115-970518 東光森山(ひがしみつもりやま) 1486m △3(東三森)
                  高知県大川村/愛媛県新居浜市 地図 土佐小松(北西)  山岳紀行トップヘ


                        コースより見た東光森山

東光森山(1486m) は愛媛県別子山と高知県大川村の県境を跨いで鎮座する脊梁山脈のピークの一つである。登山も県境の大田尾越の峠から始まる。峠からは尾根伝いに急な登りが続く。急峻な登りではあるが、この季節の爽やかな緑が美しい。


                        大田尾越より登り始める

前山のピークに立つと峠を挟んで向かい側の大座礼山が目に飛び込んでくる。尾根筋には残り咲きのシャクナゲがまだピンクの花をつけている。目指す東光森山が次のピークの向こうに頭を覗かせている。南側には高知県側の山並が幾重にも重なって果てしなく波打つ。


                       高知県側の山並と大座礼山

新緑と小鳥のさえずりに耳を傾けながら次のピークへと歩を進める。前方には三角錐の頂上が見え隠れするが、アップダウンを繰り返しながら頂上に近ずくにつれ、急傾斜となってこの山の険しさが感じられる。前山を過ぎてコルからはやや北側の山腹を登って行くようになり、岩を巻いたりしながらの急登が続く。


          岩場からの西の眺望                       頂上まできつい登りが続く

展望のよい岩場の上に立つと、西側の眺望が開けて大座礼山の右に三ツ森山、その奥に笹ヶ峰、チチ山、吊り尾根を隔てて沓掛山、黒森がアルペン的な姿で聳えている。この山は高度が上がるにつれて、きつくなっていくのが感じられる。


                        新緑にミツバツツジが映える

所々に残り咲きのミツバツツジが新緑に彩を添えている。またアオダモの泡のような白い花も捨てがたい。滑りそうな最後の急坂を登りつめると、嶺北ネイチャーハントの山名標識の立つ頂上に着く。狭い頂上には三等三角点があり、周囲は権木に遮られて眺望が良いとはいえない。
      


                           東光森山山頂

西側は少し開けていて、手前に井野川山、大座礼山、奥に平家平、笹ヶ峰、そして遠くに筒上、手箱山が望める。北側は樹林の間から東赤石山が顔を覗かす。東側は林の間に野地峰に向かって縦走路が延びているが、このルートはブッシュと岩峰の連続で、相当な薮漕ぎを擁する上級者向きのルートである。私達はビールで乾杯して記念写真を撮り、次の目的地の大座礼山に向かった。  
大座礼山へ行く



                       山頂からは西に視界が開ける

《コースタイム》 登山口 登山口 40分→第一峰 20分→第二峰 10分→コル 40→頂上
          30分→コル 50分→登山口 歩行時間 約3時間10分  難易度 123C5
          駐車場 登山口に2台 峠の路肩 登山道 よく踏まれている 急坂多い
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