四国山岳紀行 No089-950909 塩塚峰(しおづかみね) 1043m △2(塩塚)
                 愛媛県四国中央市/徳島県三好市 地図 伊予新宮(南西)  山岳紀行トップヘ


                         草原が広がる塩塚峰

塩塚峰(1043m) は徳島県三好市と愛媛県四国中央市の境にあり、ススキがなびく広々とした高原状の山である。一帯は広さ40haの高原で、愛媛県側はパラグライダーの初心者用の基地として利用されている。塩塚峰へは愛媛県側からは高知自動車道を新宮インターを降りて、市道を指導標に従い走ると、塩塚峰頂上直下の駐車場に達する。


                        展望台から頂上に向かう

頂上までは子供づれのファミリーで歩ける、手軽なハイキングコースである。登山口は駐車場の上の展望台の側から、東西に延びている稜線上に道が付けられている。駐車場からゆっくり歩いて20分あまりで頂上に立てる。稜線道の両側にはススキが靡き、ホクチアザミ、オオバギボウシなどの珍しい植物が見られる。


                        コオニユリとシラヤマギク

また夏から秋にかけてはオミナエシの黄色い花、コオニユリの朱い花など、秋の七草が一面に咲き乱れる。高原の風に揺らぐ色々な草花や、それらに集う蝶などを観察しながら、頂上までゆっくり歩こう。ハギ、シラヤマギク、ミヤマヨメナ、ヤマアザミ、クルマバナ、ヨツバヒヨドリ、オトコエシ、クズ、ゲンノショウコなど、この時節の草花が目を楽しませてくれる。


                   リモコングライダーやパラグライダーが空を舞う

休日にはリモコングライダーを楽しむ人や、色とりどりのパラグライダーが空を舞う。頂上から西側の愛媛県側のスロープは、パラグライダーの練習基地となっており、カラフルなパラグライダーが滑空する。山頂には二等三角点があり、草原の独立峰で何も遮るものが無く360 度の眺望である。


                        ぐるり360度の眺望が展開

西から法皇山脈の赤星山、峨蔵山塊の二ッ岳、続く赤石山系、笹ヶ峰、南に工石山から白髪山、手前に佐々連尾山、カガマシ山などの脊梁の山々が重なる。近くには三傍示山がひと際目を引く。東にかけては野鹿池山、梶ヶ森、更に遠く剣山系が霞む。北東には手前に雲辺寺山が大きく聳え、讃岐平野とその中に島のように点在する丘陵の山々。


          パラグライダーが舞う                        頂上の二等三角点

北には法皇山脈が横たわり、その向こうに瀬戸内海が広がる。徳島県側の山城町では大歩危、小歩危に次ぐ観光地として売り出そうとしている。昔、塩の交易地が観光地として生まれ変りつつあり、いつ訪れても表情豊かな手軽に登れる山である。 秋田登山口から登る

《コースタイム》 新宮インター 1分(車)→霧の森駐車場 5分(車)→少年自然の家 10分(車)→秋田
          20分(車)→展望所駐車場 20分→頂上
          歩行時間 35分 登山道 良い 難易度 @2345
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