四国山岳紀行 No086-950616 中津峰山(なかつみねやま) 773m △2(中津峰)
                          徳島県徳島市/小松島市 地図 立江(南西)  山岳紀行トップヘ

                        宮井地区からの中津峰山

徳島市の南東、徳島市と小松島市の境にある中津峰山(773m) は徳島市の最高峰であり、徳島市街から見ると東に平石山、西に古田山を配してその真ん中に聳える。この三山は優美な稜線を連ねるところから、阿波三峰と呼ばれている。中津峰山へは徳島市の勝浦川橋北詰で、国道55号のバイパスと別れ、勝浦川沿いに進む。


                        スタンド手前に標識がある

更に勝浦川の支流の八多川を遡り、上見合地区から分かれて山道を10キロほど走ると、森林公園の登山口のある駐車場に着く。またスタンド手前から金谷川沿いに如意輪寺を経由しての道も同じく途中で合流する。森林公園駐車場から更に林道を500mほど進むと東側の登山口に突き当たる。


                    森林公園駐車場先の登山口から登って行く

ここから階段状の遊歩道を30分ほどで頂上に立つことができる。単調な整備された階段道を登って行くが、途中に所々案内板があって迷うことはない。しかしこういった人工的な階段道は、我々登山者にとっては一番疲れるいやな道である。所々真っ赤に咲いたオンツツジが目を楽しませてくれる。


                    道脇に咲くオンツツジと四国のみち遊歩道

登り始めて30分あまり樹林帯を抜け、前方が明るくなったと思ったら頂上に出た。石積みの中に二等三角点があり、山頂横には高さ1.5mほどの石垣の防風壁を築いた、トタン葺きの天津神社があり、地元の氏神らしく石垣横の古い百度石や、真新しい幟は今も続く神と氏子との固い絆を忍ばせているらしく、天津、即ち星の神様らしい。


                          頂上に二等三角点

山頂一帯の周辺には「四国のみち」自然遊歩道が整備されており、中腹には国の重要文化財でもある観音像を祀る如意輪寺がある。頂上は開けて明るいが周囲の木々が生長して、今では北側に視界が開けるのみとなる。


                         防風石垣と天津神社

頂上付近の林は二次林の状態が保たれており、ヤマザクラ、コナラ、アセビ、エゴノキ、オンツツジなど木の種類も多く、特に山頂付近はアセビの群落が目立つ。山頂からの眺望は北に徳島市街を始め、西に目を移すと東龍王山、西龍王山が聳え、手前には旭ヶ丸のなだらかな山稜が目に付く。暫らく休憩して往路を下山して行った。

                         山頂から北側の眺望

《コースタイム》 森林公園駐車場 30分→頂上 20分→森林公園駐車場  歩行時間 約50分
          登山道 遊歩道として整備されている  難易度 1A345
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