四国山岳紀行 No066-941111 皿ヶ峰(さらがみね) 1280m △2(行長)
                           愛媛県久万高原町 地図 石墨山(北西)  山岳紀行トップヘ


         重信川から皿ヶ峰を望む                      上林地区からの皿ヶ峰

松山市付近から眺める皿ヶ峰はちょうどお皿を伏せたような形をしていて、頂上付近はなだらかな稜線が続く。この山は県立自然公園として整備され、多くの県民に親しまれている山である。皿ヶ峰への登山ルートは幾つかあるが、今回は国道33号線の三坂峠を久万側に少し下った所から、六部堂へ通じる道をつめると、登山口まで林道が上がっているのでここから登山開始となる。


                       林道途中から人工林の中へ

また久万町の国道33号線沿いの伊予鉄営業所の側から、東に進んで下畑野川から北に向かい、林道を辿って頂上に至るコースがある。また重信側からも上林を経て、県民自然の森を経由して登るコースもある。六部堂バス停留所を過ぎて林道に入り、10分ほど車で走ると標識のある登山口に出会う。


                        沢の水場とカエデの紅葉

良く手入れされた植林の中を進んで行く。始めは緩やかだが葛折れの急坂になり、やがてコルに出て道は平坦になり、暫らく行くと沢の水場に着く。沢を過ぎると下から上がってきた荒れた林道に出て、そこを少し歩いてまた登山道に入り、再び上側に巻いている林道に出る。


                        林道に出て再び登山道

林道は荒れており落石などて埋まっている。道標に従いそこから再び登山道に入って人工林の中を行くようになる。登山道は沢の流れのようになった所を過ぎると、急になってごつごつとした石の廊下状の道を登りつめると尾根の十字路の峠に出る。ここから北に500mほど下ると愛大小屋のある竜神平である。


                         稜線の十字路分岐点

頂上へは平らな尾根道を東へ進んで行く。稜線は南側は人工林、北側は自然林で眺望は聞かない。林床には背の低いクマザサが覆い茂る。15分ほどで前方が明るくなると、標高1271m の三角点の有る所に着く。側には愛大生の遭難者のメモリアルがひっそりと笹原の間に眠っている。


                        稜線途中に三角点がある

更に稜線を進んで最高点を目指す。権木とクマザサの中の踏跡を東に10分ほど進むと、東側に視界が開けた標高1280m の最高点に着く。片隅に大きな山名標柱が立ち、石鎚山方面の山並が眺望でき、付近には過ぎ行く秋を惜しむかのように朱色に黄葉したミズナラが印象的だ。


                       頂上からの眺望はいまいち

頂上付近は権木が大きくなり、昔のような開けた眺望は無くなったが、反面ブナやナラなどがこの山を覆い、大切な水資源の源となり、私達の生活の潤いとなっていることを思いながら下山していった。
上林森林公園から登る

《コースタイム》 登山口 20分→沢 20分→林道上部 25分→峠 15分→三角点 10分→頂上
          20分→峠 40分→登山口  歩行時間 約 2 時間30分 難易度 12B45
          駐車場 無 広い路肩に 登山道 よく踏まれている
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