四国山岳紀行 No063-941016 伊予富士(いよふじ) 1756m △3(伊予富士)
                      愛媛県西条市/高知県いの町 地図 日ノ浦(南西)  山岳紀行トップヘ


           西側からの伊予富士                       東側からの伊予富士

全国に富士と名の付く山は多くあるが、愛媛県西条市と高知県いの町の境に聳える伊予富士 はあまり知られていないらしく、その存在さえも知らない人が居るのには驚く。見る場所によっては三角錐の端正な形をしているが、独立峰ではないのであまり目立たないせいだろう。


                         林道脇の登山口と道標

伊予富士へは寒風山トンネル南口からと、瓶ヶ森林道途中からのコースがあるが、瓶ヶ森林道からは標高差200mあまりで直登すると僅か30分ほどで登れるようになった。また巻き道を利用すると 1 時間ほどで頂上に立てる。縦走路である登山道からの眺望は筆舌しがたいほど素晴らしい。



           登山口の上の水場                        伊予富士山頂は目前

頂上には三等三角点があり、何を勘違いしたのかその上にお賽銭が幾つか置かれていた。頂上に立つと富士という名に相応しく360 度の大パノラマが展開する。四国中央部の山という山は殆んど見渡せる素晴らしい眺望である。東には端正な形をした寒風山が眼前に聳える。



                         伊予富士山頂と三角点

ここからの寒風山は伊予富士と呼びたい形で見えている。見る場所によってはこれほど山の形が変わる。眼下には桑瀬峠からのルートが手に取るように見えている。笹ヶ峰から冠山、平家平にかけての山塊、その向こうに赤石山系の山並が霞む。


                 岩場からの東望 手前に寒風山 笹ヶ峰〜平家平を望む

西側には尾根を連ねて東黒森、自念子の頭、その向こうに小峰を従えて衝立のように聳える西黒森、その向こうには瓶ヶ森が重なるように聳える。その奥に西日本最高峰の石鎚山が聳えている。左に目を転ずれば岩黒山から筒上山、手箱山の大きな山塊が横たわる。

                 山頂からの西望 手箱山〜西黒森 手前に東黒森を望む

南側は高知県の重畳する山々が太平洋に向かって続いている。伊予富士山頂からの眺望は富士山頂という名に相応しい眺望であった。いつまでも見飽きたら無い眺望に後ろ髪を惹かれる思いで下山する。山よまた来る日までごきげんよう。

《コースタイム》 林道登山口 30分→コル 30分→伊予富士 25分→コル 25分→登山口
          駐車場 登山口の路肩に4〜5台 登山道 整備されている
          歩行時間 約 1 時間50分 難易度 12B45
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