四国山岳紀行 No057-940830 蟠蛇森(ばんだがもり) 769m △1(万朶森)
                          高知県゛須崎市/佐川町 地図 佐川(南西)  山岳紀行トップヘ 


                        斗賀野方面から見た蟠蛇森

蟠蛇森(769m)は高知県須崎市の北にどっしりとした山容で聳えており、須崎市では一番高い山である。蟠蛇とは、わだかまるへび、つまりどくろを巻いた蛇という意味であろうか。どくろを巻いた蛇の森という気持ちの悪い山名はどこから来ているのだろうか。名前に反して開拓された近代的なこの山は、頂上近くまで車道が付けられ、無線中継塔や展望台などの施設が建ち、県立自然公園として親しまれている山である。


                       蟠蛇森へのアクセス道入口

登山口は四方からあるが、頂上まで車道が通じているので、歩く人も少なく今は荒れているようだ。今回は時間がなかったので車で登ってみた。黒森山、虚空蔵山の撮影を終わって県道佐川須崎線を南下し、登山口のある桑田温泉への市道に入って車を進めて行く。桑田の集落を抜けてダートの林道を登り切ると平になった鞍部に着く。


                        山頂の展望台と山名標識

周辺は高原野菜畑があり、右に進むと中継鉄塔で行き止まりとなる。山頂へは左の歩道を駆け上がると 5分足らずで頂上に出る。途中アマチュア無線中継基地がある。山頂広場には花木が植えられ公園化されている。中央には鉄組みの高さ10m ほどの展望台が設けられ、ここからの眺望は素晴らしい。


                         眼下に須崎方面を望む

眼下に箱庭のような須崎の街並と、小島の浮かぶ県立自然公園の須崎湾が太平洋へと続く。東側のピークには無線中継塔が二基建ち、高知、須崎、中村へと県西部へ中継するマイクロウェイブ施設である。更に目を転ずれば先ほど登って来た山頂にアンテナが並ぶ虚空蔵山が近くに見えている。


         北には黒森山が見えている                     展望台から斗賀野方面

東から北の眼下の盆地には斗賀野の街並み、遠くに佐川町の街並が見えている。その奥に丸い山頂の黒森山が薄く霞んでいる。西側には大小権現山、更にその奥には鈴ヶ森も姿を見せている。そして鳥形山も夕日の薄いシルエットになって霞んでいる。


                         オミナエシとヤマノジギク

蟠蛇森には昔大蛇が住んでいて、美しい乙女に化けて人々をまどわかしたという伝説があるという。そんな伝説から蟠蛇森と呼ばれるようになったのだろうか。山頂にはオミナエシやヤマノジギクなどの草花が咲いており、頬を撫で行く涼風はもう秋の気配を感じさせていた。

《コースタイム》 桑田山登山口 30分(車)→車道終点 5分→展望台 5分→三角点 10分→車道終点
          駐車場 車道終点 登山道 整備されている 歩行時間 20分 難易度 @2345
ページの最初に戻る