四国山岳紀行 No044-931128 綱附森(つなつけもり) 1643m △2(安野山) 
                        徳島県三好市/香美市 地図 久保沼井(北東)  山岳紀行トップヘ


          登山道からの綱附森                        矢筈山からの綱附森

綱附森(1643m) は高知県香美市物部と徳島県三好市東祖谷山を結ぶ、笹上林道の矢筈峠(別名アリラン峠)から東へ林道を500mほど行くと、広場があってここから先は一般車は通行止めとなっている。車を置いてすぐ側の登山口から登りにかかる。最初から笹に覆われたきつい登りが暫らく続く。


                      矢筈山が見える林道脇の登山口

深い笹原を抜けて小さなピークをアップダウンを繰り返しながら、30分ほど進んでブナヤダケカンバの林を抜けると、眺望が開けて行く手に綱附森が大きな山容を現わす。1421m のピークから尾根肩を平坦なコルまで一旦下ってから、ダケカンバの林を抜けると急に天候が変わり、ざわざわと木立が揺れる。


                     ダケカンバの林を抜けると眼前に綱附森

霰混じりの吹雪が顔に当り痛い。寒冷前線の通過である。周囲の木立は見る間に霧氷が付き始める。木陰でフード付きの防寒衣を纏って出発する。すぐ吹雪は止んだが風が強くざわざわと笹原が風になびく。延々と続く笹原の中を進んで行く。笹原の中の登山道がなるい頂上に向かって延びている。


                      アップダウンを繰り返しながら山頂へ

そんな尾根筋を緩いアップダウンを繰り返しながらやっと頂上に着く。開けた頂上には二等三角点と山名標識があり、遮る物が無いので眺望は 360度開ける。北東に三嶺が聳えている。東から南にかけては低い雲で覆われて視界がいまいちである。


                        一足早い冬の訪れに遇う

時折り雲の下に永瀬ダム湖が見え隠れする。低く垂れ込めたガスが吹き抜けて行く。風が強く寒さが激しいのですぐ下山に移る。粉雪が舞う木々の梢のざわめきに綱附森で冬の訪れを知る。春ののどかな季節にもう一度訪れてみたい山である。


                       山頂を後に往路を下って行く

《コースタイム》 登山口 20分→尾根 35分→1,421mピーク 20分→コル 60分→頂上 45分→コル
          25分→1,421mピーク− 45分→登山口 歩行時間 約 4 時間10分 難易度 12B45
          駐車場 登山口 登山道 よく踏まれている
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